何故、泣きたくなるんだろう?他
8月6日(日)曇り時々風雨
台風5号は、彼方此方で被害をもたらしているようだ。
死者も出て、けが人も増えている。
豪雨が「50年ぶりの・・・」とか報道されている。
徳之島からは、遠ざかったとは言え、まだまだ影響は続く。
洗濯をして干したい!
でも、天気がはっきりしないと・・部屋干しはイヤだしなぁ。。。。
昨日夕方、あるお宅へ行って、玄関先に立った途端
危うく吹き倒されそうな位の強風が!
海を見ても、波はそんなに高くは無い、雨もそんなに降ってはいない。
しかし、地区によっては風雨ともに強い所もあったようだ。
ばばが行ったお宅の花木が、強風で沢山折れていた。
ばばの家の花木は、風の影響は無いようだが・・・
用事を済ませ、車に戻ろうとしたら、道路を茶色くて丸っこい鳥がチョコチョコ動いていく。
「ウズラだ!」
何年ぶりのウズラ?
しかし、カメラは車の中。
ばばが道路に下りた時は既にウズラの姿は無く・・・残念!
天候不良の為、じじが撮影に行けないので
外に出たついでに、ばばが」諸田池に寄ってみた。
車を降りた途端に、またしても強風!
傍らのサトウキビ畑のキビは見事なほどに吹き倒されている。
風が強い中、池の畔を歩いてみる。
過日、牧草が伸び放題で歩きにくかったけど、
台風が牧草を通路の反対側になぎ倒し、楽に歩けるようになっていた。
池の中を見る。
セイタカシギとバンとアジサシが確認できただけ。
ずっと向こうの草むらに黒い塊を発見!
慌てて車に戻り双眼鏡を取って覗く。
大きなカモ?がいる。
最初、ヒシクイかと思ったが、嘴や足の形からカモの一種かと独断。
それでも、写真を撮って帰ろうと頑張った。
被写体までの距離は数十メートル。
普通なら、最大限ズームを効かせたら撮れるはずの写真が
強風で体が揺れ、木の作に捕まりながらの撮影だし、なかなかピントも定まらず。
それでも、3,4枚写したつもりで帰宅。(結局ぼやけててはっきり分からなかったけど
じじが、カルガモに間違いないよって)
カルガモって大きいんだねぁ〜とあらためて思う位の大きさだったよ。
今朝、起きてみると・・・
昨日より風が強いような気がする・・・何故?
台風はまだ種子島、屋久島の付近で停滞しているようだ。
この後どのような進路を取るのだろう?
早く消滅して欲しい。
台風のせいでは無いと思うけど・・・
夕べNHKで「思い出のメロディー」という番組があり
夕食時から、じじと一緒に聞いていた。
10時頃まで番組はあって、最後の方で「ふるさと」の歌が流れた。
1番を聞いているうちは、そうでもなかったけど
2番の歌詞を聴いていると、何だか胸がいっぱいになって、何だか泣きそうになった。
どうしてだろう?
♪如何(いか)に在(い)ます 父母
恙(つつが)なしや 友がき
雨に風に つけても
思い出(い)ずる 故郷♪
ばばの両親は、もういない。
同級生も、ほとんどが中学校、高校卒業後都会に出て、音信不通の人が多い。
幼かった頃、家族で働き 食卓を囲み 共に笑い泣いた。
両親も兄も、長姉も弟も、もういない。
色々な集落行事も だんだん少なくなった。
風景も変わった。
でも変わらない風景もある。
優しい先輩方は、もう80代以上で年々少なくなっていく。
叱られなからも、思いっきり野山を駆け巡り遊んだ同級生の声を聞く事も無い。
雨の日、溝を流れる濁流に木の葉を浮かべて、どこまでも追いかけた。
白い砂浜で沢山の桜貝を拾った。
自然の木の実を食べ、川ではエビを捕まえ、田んぼではフナやドジョウを追った。
幼い頃の事が、つい先日の事のように次から次へと蘇る。
二度と戻らない時間、二度と会えない人々・・・
ばばは、家族と、あと何年一緒に過ごせるのだろう?
等々・・・悲しいことばかり考えてしまう。
こんな事考えるのって、やっぱり年を取ったせいかなぁ・・・
ちょっと切なくて寂しい。