何とか・・・・悲喜こもごも
8月5日(土)台風5号余波の風雨
昨日防災無線で告知された徳之島町の「避難準備警報」は
先ほど午前11時を持って解除された。
大型で強い台風5号・・・と何十回も聞いていたけど
徳之島の方では、朝の情報で隣町の県道の一部が「通行禁止」になったみたい。
今回の台風は「長寿台風」とも言われているんだってね。
あまりに進み方が遅くて、発生から長時間停滞したりしているかららしいけど。
直接の影響は?と言えば、徳之島では海と空の交通手段が欠航になっていること。
我が家の娘も、今日帰省する予定が鹿児島→徳之島間の飛行機が飛ばないので
帰れなくなってしまった。
数ヶ月前から、親子共々楽しみに待っていたのに・・・・・
東京→鹿児島感の飛行機は飛ぶそうなので、鹿児島まで来て
鹿児島で様子を見ながら一両日のうちには、飛行機も飛ぶだろうから
帰れないかな?と淡い期待も持ったようだが、
今の時期、徳之島⇔鹿児島の便も帰省客などで、連日満席だろうから無理だよね・・・・
と言うことで、泣く泣く諦めました。
心配していた暴風圏内に入ることもほぼ無く、台風は離れて行ったが
今でも強風域には入っているだろうな。
夕べの7時過ぎ、東側の菜園辺りや、自宅のコンクリート部分が
やけに赤くて気味悪かった〜。
7時過ぎ、それも風が吹き、雨も降っているのに赤くなるなんて・・・・
夕焼けにしては時間が夜7時半前後だから・・・もしかして
ものすごい暴風域に入ってしまうとか、豪雨が降るとか?
普段と変わったことが起きるのでは?と、とても心配しながら寝たけれど
朝起きてみたら、周囲が静かだったので
「あぁ〜たいふうは無事離れて行ってくれたんだ」と先ずは安心して階下に降りた。
じじが、既に窓を開けてくれていて、外を覗くと、前庭は異常なし!
菜園も異常なし!
裏庭を見ると・・・・お隣さんの大きなバナナの木が1本
溝を跨いで我が家の敷地まで倒れてきている。
バナナの木は倒れやすいとは聞いたことがあるけれど、数本密生しているうちの1本だけが倒れていた。
昨夕は東側の窓を開けてみたら、大きなパパイヤの枯れた葉っぱが2本
茎毎、我が家のアンテナ線に、二つ折り状態でぶら下がっていた。
踏み台持って行って、引っ張って取るか?竹でも持って来て外そうか?
迷ったけど、怖いので、そのまま放置しておいた。
今朝見たら、1本は風で吹き飛ばされたのか、菜園の中に落ちていて
もう1本は、まだぶら下がっていたけど、やはりそのままにしておこう・・・・
正午前の、今の時間、風もほとんど無く、時折、細かい雨が降っている。
バナナが倒れ込んでいる溝の水量も、朝と比べたらだいぶ減って、普段と変わらない。
外に出ていないので、詳しい情報は不明だけど
徳之島で大きな被害は無いようだ。
それでも、ばばが生活したことのある喜界島とか、瀬戸内町では
降雨量が凄かったらしい。
ばばが単身赴任で、瀬戸内町の加計呂麻で生活していた頃
豪雨で、ばばの車はタイヤの半分位まで水に浸かり
上司の車は川縁に停めていたら川の方へ流され・・・・
ばばの住んでいた家は床下浸水、家の前の畑も全部冠水・・・・
加計呂麻から、買い物の為、古仁屋に向かおうと思っても
普段通る山道が崩れていて通行できなくなり・・・ついには目の前の海から
船で古仁屋と行き来した人もいたようだった。
今回の雨、大丈夫だっただろうか?
奄美市北部方面でも風雨ともに強かったらしいので
朝、じじが奄美市にいる妹に電話したら、
奄美中心部辺りは被害などは無さそうとのこと。
とにかく被害が出ませんように・・・と祈ることしか出来ない。
いつ頃動き出すのかな?台風5号。
子どもの頃は台風と言えば、子どもにとっては嬉しかった。
まず、学校が休みになるし、
時期によっては落下した集落中のミカンを拾い集めて
お腹いっぱい食べられたし、親子で百人一首など出来たし・・・・
「親の心子知らず」で、台風の度に親たちは
サトウキビ、田んぼの稲、諸々の農作物の被害を心配していただろうに・・・
と、今なら両親の気持ちも分かる。
今回の台風、徳之島ではそんなに風は強くなかったようで
適当な雨も降ってくれたので、
キビ作農家の方などにとっては良かったと思うし、
ダムの水も少しは増えるだろうし・・・
でも、マンゴー農家の方々は風で被害など出ていないか心配。
何でも「八方良し」とはいかないものですね。