花徳集落豊年祭に行って来たぁ〜
6月11日晴れ時々曇り
今日は、実家集落の「豊年祭」!
1週間ほど前から、応援に行く気満々。
ついでに、ちょっと早いけどお墓参りも済ませて来ようと姉と相談していた。
ばばの実家集落と、同じ校区の二つの集落も合同での豊年祭。
ばばが子どもの頃は、校区4集落で各集落事に豊年祭も実施されていたが
校区の人口がどんどん減り、高齢化が進み、若者は減り・・・
という事から、去年も3集落合同での豊年祭だった。
校区には前川・新村・上花徳・轟木と4つの集落あるが、
今日は前川・新村・上花徳の3集落合同で、残りの1集落は
別の日に豊年祭をするんだって。。。。
情報によると、9時に上花徳生活館(集会場)集合となっていたので
おそらく、校区の中央通りをお神輿が通るのは
9時半以後だろうと予想はしていた。
それで、9時に自宅を出発し、もし県道の状態を見て
応援のお客さん(観客?)が、沢山いたら
そのままお神輿パレードを見て、その後、墓参りに行こうと計画。
9時20分前後に集落入り口に付いたが、県道には、人ひとり見えない。
「あれっ?早すぎたかな?じゃぁ、お墓参りを先に済ませてこよう」と
お墓に向かい、先ず長姉の墓前で手を合わせ
実家のお墓へ向かっていたら、何と!
「ワッショイ!ワッショイ!」という掛け声が聞こえて来るでは無いか!
アチャ〜どうしよう?と思い、声の方を見ると
「クラチンシラ」と呼ばれている急な坂道を、お神輿が下っているところだった。
もしかして、去年とコースが違ったかな?
だとしたら、県道に戻って、声援を送りながらお神輿を見送ってから
再度、お墓に戻ろうと言いながら、駐車できる場所へと急いでいた。
すると・・・
間が良いというか、悪いというか???
お墓の横の小さな道から、少し大きい道へ出たところで
お神輿の先導車と鉢合わせ。
先導車に乗っている方々も、顔見知りが沢山・・・
先導車の後からお神輿・飾り付けたトラック、またお神輿、
その後には徒歩でパレードに参加している大人・子どもが次から次へと・・・
バックしようにも道が狭く、前進しようとしたら
車でパレードの中へ入り込んでしまうから
安全面からも、道路の広さからもそれは出来ない。
ばばの後続車は、おそらく来ないだろうからと
車のエンジンを切り、車中からパレードの人に手を振ったり
お神輿を担ぐ若者達に拍手をしたり・・・
わざわざばばの車に寄ってきて久しぶり〜」「ありがとうございます!」
「一緒に歩きましょう〜」と次々挨拶してくれる方も・・・・
3集落の先輩後輩・母校で仕事をしていた時、世話になった保護者の方や先輩方、
教え子ちゃんも・・・・
ただただ手を振り返し、「下の県道で待っているからね〜」と言うしか出来ない。
10分位で、パレードに参加されている人達全てが通り過ぎたので
そのまま実家のお墓へ・・・
お神輿は、新村集落で参加される方々と合流し、
そのまま、ばばの母校。中学校方面へ向かう。
その後引き返し、県道を通って北の方へ進み、
上花徳集落へ入って、坂道を上がって、出発した
研修館へと向かい、ゴール!
ざっと30分以上はかかるはず。
だから、ざっと実家のお墓へお参りし、姉の婚家のお墓へ回り
そのまま、前川集落の県道へ戻り、お神輿隊が帰ってくるのを待っておこう!
9時40分過ぎには県道へ出て、お神輿隊の到着を待つ事に・・・
しかし、県道へ出てビックリした!
だって、去年は道路の両側に沢山の見物客(応援隊)がいたのに
今日は、男の方がひとりと、ばばより少し年配の方がふたりほどいるだけ。
何で????
道路の向かいにいた男の方を、ばばは知っていたので近づいて行って挨拶し
「何で、今年はこんなに観客が少ないんですか?」と聞いたら
「みんなパレードに参加しているからだよ」って。
人口減少などで、パレードに参加する人が少ないので
年配の方々はトラックの荷台などに乗ってもらって、参加人数を増やしたらしい。
そしたら、沿道で応援する?見る人は、校区出身で他集落に住んでいる姉やばば位・・・
ばばと話した方は、「もう、体力が落ちてお神輿を担げないので
今年は観客になった」って・・・・
10時を20分位回った頃、恒例のお母さんを車椅子に乗せて
応援に来てくれた方もいて、応援隊は4名に・・・・・
それでも、去年はばば達がパレードの方々を見る方だったのに
今年はパレードをする方々から、ばば達が見られる方になってしまったかも・・・
恥ずかしいなぁ。顔見知りの方々も多いし。。。。
10時半位になって、遠くの方から、又威勢の良い「ワッショイ!ワッショイ!」と言う
掛け声が聞こえ、先導車お神輿が見えてきた。
姉とばばは、日よけパーカーの帽子もすっぽりかぶり
なるべく目だけ出して・・・・・カメラを構え待っていた。
いよいよ先導車が近づいてきた!
シャッターを切る!
最初のお神輿も来た!
シャッターを切る!
本当なら、パレードしている人達の顔を見て声援を送ったりしたいのだが
パレードの方達も沿道の人を見るので、恥ずかしくて
カメラを構えたままで・・・・だけど、ピントが合わずに通り過ぎてしまったり
あまりに被写体が近づきすぎてシャッターが切れなかったり・・・
まともな写真は撮れていない事は百も承知で、ずっとカメラを構えた格好のまま。
やっとパレードの人達がみんな通り過ぎた・・・
と思ったら、最後の最後に同級生で親友のSちゃんが。
「一緒に前川生活館に行って、水分補給でもしよう〜
生活館まで行って、私はもう帰る予定だけど・・・」と声をかけてくれたが
「ありがとう、これから実家に寄って様子を見たりしてこなくちゃいけないから、又ね」
と断った。
約半分の距離のパレードしか見えなかったが、
3集落の老いも若きも一緒になって、地域の伝統行事「豊年祭」を
盛り上げようと頑張っている姿を目の前にして感動した!
人口も年々減り、農業従事者も激減している現実はあるけれど
でも、校区の老いも若きも一丸となって行動していた集落の方々。
この「豊年祭」も、あと何年続けられるだろうか?
「豊年祭」がある限りは、ばばも駆けつけて応援だけでもしたい・・・
今日、あらためて思った。