えっ?2個必要なの?
5月10日(水)晴れ
スパーなどで、元同僚の先輩や後輩に会う事がある。
その時、必ずする会話。
「元気?毎日、何、頑張っている?」
「元気よ。する事は沢山あるんだけど、頑張ると言うほど何もしていない。
あれこれ片付けなくちゃと思ってはいるんだけどね」
「そろそろ、身の回り片付けなくちゃね〜」
「そうだよね。片付けようとするんだけど、いったんゴミ袋に入れて
勿体ないって、又押し込んで。こんな事の繰り返し」
「そうだよね。毎日同じような事しているうちに
時間だけドンドン過ぎちゃうよね」
こんな会話を何十回したことだろう。
たまには問いかける方になり、又時には答える方になるけど・・・
ばば、退職して今年で11年目かなぁ・・
11年って言えば、長いような気もするけれど
実際は、アッと言う間に過ぎてしまった。
1年という膨大な自由時間がありながら、
何一つきちんとやり遂げた事があるだろうか?と自問自答したりする。
今まで生きてきた時間の、数分の一しか残されていない残りの人生。
やるべき事を、どれだけきちんとやり遂げられるか?
のんびりしている時間はありませよ、ばば。
さてさて、長い時間生きてきたばばだけど
まだまだ知らない事が多すぎて、「えぇ〜〜っ!」と言う事がしょっちゅうある。
3日前の事だ。
使っていた計算機が動かなくなった。
いつ、誰が買ったのかも分からない。
年に、数回使うか、使わないか・・・という計算機だが
4,5日度々前に、役場から「固定資産税の納入通知書」が届いた。
宅地・家屋、数枚ずつの納入通知書。
ばばも実家の分が少しあるので、じじの分と合わせて10枚近く。
1期から4期に分けて納入しても良いのだが
じじと相談して、できれば一括払いをしようということになった。
数字や計算に目法弱いばば。
計算機を取り出して、計算してみようと思った。
ところが・・・計算機のスイッチが入らない。
裏を見ると、ボタン電池式だ。
裏ぶたを開けて、ボタン電池が1個入っていたので外し
ホームセンターへ行って、同じ電池を買ってきた。
外すのは爪楊枝を使って外したが、ボタンを入れようとしたら、なかなか上手くはまらない。
「困った時の、じじ頼み」でじじにSOS。
じじはすぐに来てくれたが、裏ぶたを開けた状態で置いてある計算機を見て
次にばばが買ってきた電池を見て「2個買ってきた?」と言う。
「えっ?何で2個?。開けた時、電池は1個しか入っていなかったから
1個買ってきたよ」と答えると、
「見てごらん。電池の入る穴が2個あるだろう。と言う事は、電池は2個だよ」と、じじ。
「え〜〜〜っ?だって、今まで電池1個で使っていたんだよ」と言い張るばば。
「あのねぇ、電池1個でも使える事は使えるけど、2個入れた方が
長く使えるんだよ」とじじ。
その後も「直列?」とか?「並列?」とか理科的な事を
じじは詳しく説明してくれるけど、ばばの固い頭は全く受け付けてくれず。
「1個で動くんだから1個で良いよ〜」と強情に主張。
この計算機、いつ頃から使っていて、いつ電池が切れたのかも分からない。
又、買った時は電池が1個入っていたのか、2個入っていたのかも記憶に無い。
ただ、年に数回か?何年に数回か?使っていただけ。
電池を1個入れたり、2個入れたりして使える年数を調べた事も無い。
今回、もし、ばばが自分で上手くボタン電池を入れられていたら
「電池2個入れた方が長く使える」って、教えてもらう事も無かったよなぁ。
計算機も、仕事をしていた時はよく使っていたし
数個持っていたかもしれないが、電池を入れ替えて使った記憶も無い。
ごくごく日常的な中にも、ばばの知らない事が沢山あるんだなぁと
改めて思った「計算機事件?」でした!
その後面倒くさいから、ばば、電池を買いには行っていないよ。
次使うのは、きっと1年後の納税時期かなぁ?
必要なら、その時に買いに行けば良いや〜って、横着な、ばばです。