一呼吸おいて、冷静に

5月8日(月)晴れ


これまで何回かブログに書いているが、ばばは「閉所恐怖症」である。
数年前、ある病院でMRI検査を受けようとしたが、開始20秒ちょっとで
「すみません〜ん、止めて下さ〜い」と叫び
「この病院で、MRI検査中逃げ出したのは、あなただけですよ」と言われてしまった。
でも・・・本当に怖いんだもん、仕方ないよね・・・(と、自己弁護)
「全身麻酔して出来ますか?」と、お医者さんに言ったら
「全身麻酔の方が、よっぽど危険です」と言われてしまった。

あれから10年以上経ったかなぁ?
未だにMRI検査受けたいんだけど、どうしても踏ん切りがつかない。

どうして、こんなに閉所が怖いんだろう?

原因として思い浮かぶのは、30代の頃、自宅トイレに閉じ込められてしまった事。
なぜか、外から鍵がかかってしまって、どうしても出られず
このときはパニックになって、素手でガラスを打ち破って脱出するという
信じられない行動をしてしまい、同じ頃、ある病院のエレベータで
地下まで行ったら、何故か扉が開かず、そのまま地下で止まってしまった。
その時は、姉も一緒で、止まったエレベーターの中から
「すみません〜、開けて下さ〜い」と大声で叫んだり
エレベーター内の緊急ボタンを押しまくったりしたら
しばらくして、エレベーターは何事も無かったように、何故か上昇を始め
地下で降りるはずだった姉とばばは、1階まで行って、そこで降りたことがある。

その後は、数年前、両親宅で暮らすようになって、しばらく経った頃
何故かトイレが外側から開かなくなって。。。。
誰も中に入っていないのに・・・・・

ばばは、パニックになり大騒ぎしたら、
冷静なじじが、10円玉を使ってだったかぁ?チャチャチャッと開けてくれた。

このような事があった事が、ばばの「閉所恐怖症」に関係あるのでは・・・と
思ってるんだけど、本当に原因は分からない。

閉所恐怖症では無いけれど、ある人が、昨日こんな話をしてくれた。
ある人をM姉さんとしよう。
M姉さんが、都会にいる娘さんの所へ行った時のこと。
娘さんは仕事をしているので、M姉さんは、炊事、洗濯等をしていたそうだ。
ある日、娘さんが仕事に出た後、いつものように近くのお店へ買い物に行った。
買い物を済ませ、家に帰って鍵を開けようとしたが、何故か鍵が開かない。
鍵は鍵穴に差し込めるものの、右へも左へも回せず・・・
「どうしよう。娘が帰って来るのは夜。それまでどうしたら良いんだろう」と
M姉さんも半分パニックになりかかったそうだが
しばらく扉の前で、鍵をガチャガチャしたり、考えたりしているうちに
「そうだ!」と思いついた事があったそうだ。
「CRC(潤滑油)をスプレーしたら良いかも。でも・・近所ではどこで買えるんだろう?」。
娘さんの家周辺の地理にあまり詳しくないM姉さん、まず、近所のコンビニへ行ったそうだ。
そして事情を話すと「事務所で使っているんですけど、よろしければ使って下さい」と
コンビニの店員さんが、奥からCRCを持って来て差し出したそうだ。
お礼を言って、家に戻り、鍵穴にCRCを2,3回スプレーし
しばらく経ってから、鍵を差し込み回したら・・・・
何事も無かったように、鍵は開いたそうだ。

コンビニにCRCを返しに行き、お礼を言い
少しでもお金を・・・と申し出たら「事務所で使っている物ですから
どうぞ、お気遣い無・・・」と優しい言葉が返ってきたそうだ。
M姉さんは、すごく感動し「世の中、捨てたもんじゃ無いな」と再認識したんだって。

無事、鍵が開き、いつも通り家事を済ませ
夜10時頃帰宅した娘さんにも昼間の事を話し、
親子共々コンビニ店員さんの善意に感謝しつつ、夕食を済ませたんだって。

コンビニの店員さんの善意、本当にありがたいね。
それと、鍵が開かないからと、ばばのように突発的な手荒い行動をせず
CRCという潤滑油を注せば・・・と冷静に考えたM姉さん。
偉いなぁ・・・・すぐに突発的な行動をする自分を反省する、ばばでした。

※画像は「雑草のようにどこにでも咲くよ」と
知人が3月初旬に持って来てくれた苗をプランターや花壇に植えたら
今、あちこちで花が咲いているよ。
ベゴニアの一種かなぁ?

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ばば
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