何故か・・・・・

2月27日(月)曇り

朝の内は曇っていたが、時間経過と共に薄日が差し
3,4日ぶりの洗濯日和。
・・とはいうものの、やはりカラッと晴れてくれないので
室内干しの準備もして洗濯開始〜
脱水まで終わったら、やっぱり庭に干そうと・・・
いつもはなるべく陽光に当てようと庭に干すのだが
今日は軒下で我慢。
それでも、夕方までには気持ちよく乾いて良かった!

久しぶりに姉が夕方も我が家に寄ってくれたので
2人で買い物をして、その後ドライブに。
毎日撮影に行くじじが「ヒシクイはもう、旅立ったようだ」と
言ってから数週間。
本当に旅立ってしまったのかなぁ・・・探索してみよう。
目的地についてまず目に飛び込んできたのは満開の桜。
わぁ!!何回見ても良いね〜桜の花って。
あちこちで撮影したのに、又撮影。

池の周辺を双眼鏡で覗いてヒシクイ探しをした。
遙か対岸の草むらの中に、やけに大きい茶色っぽい鳥2羽発見!
もしや、ヒシクイ?
逆光ではっきり分からないので、ぐるっと回って観察。
ばば達が近づくと、パァ〜〜〜っと池の中央辺りへ飛び立った。
今来た道を戻って、もう一度観察。
なんとなくヒシクイとは違うようだ。
体の大きさ、嘴の大きさ等・・・
となると、何の鳥?
疑問を抱きつつ、帰宅。
じじに聞くと「カルガモ」だって。
カルガモって、あんなに大きかったんだ〜
以前も同じ事じじに聞いて、ビックリした記憶があるなぁ。
今度はちゃんと覚えなくちゃ!

帰宅後、姉とコーヒーを飲みながら話題は過日の「島唄・島口の祭典」の話。
我が子や、姉の息子君が幼かった頃、毎週末、実家へ行った。
行きはじじの運転。
みんなで昼から出かけ、両親と一緒に夕食をいただき
じじは晩酌をし・・・・帰りはばばが運転手。

そして帰る時は、車のそばまで送りに来た祖父母に
「おぼらだれん。又、けぇ〜ゆしや。体に気ぃ、ちきんしょうりよ」
娘達とH君は、必ず方言で挨拶をし、窓越しにひとりひとり握手をした。
もう、毎回、定型文の挨拶と定型アクションで・・・
それに対して祖父母は「又、くーよ」と答えていた。
「ありがとうございます。又来ますね。体に気をつけて下さいね」と
孫達が言うと、祖父母は「又おいでね〜」とのやりとり。
そして、車が発進すると父と母は、
ばばに運転する車のバックライトが見えなくなるまで
手を振って見送っていたそうだ。

ばばと姉家族が週末に来るのが、
両親にとっては1番の楽しみだったんだろうな・・・・

そして、父は我が娘達が学校の部活動などで鹿児島へ行く時は
船の見える高台に行き、持って行った薪などを燃やして
のろし?代わりにして、娘達が見てくれてるかなぁ・・・と
沖行く船を見送っていたそうだ。
考えてみれば、現在の我が家の近くの港から乗船した娘達が
実家集落の沖合を走る船の甲板にでも出ていれば
祖父の「のろし?」に気づくかもしれないけど
普通、乗船したら、船室に入り友達とお喋りに花を咲かすだろうから
「じいちゃんの、のろし」に気づいたことは無かったと思う。
又、はるか沖行く船から見える為には、よっぽど大量の煙が出ないと
のろしを見つけることは不可能だろうね。

それでも、父は娘達が船で鹿児島へ行く度に
背負いカゴに薪などを入れて、1番沖合から見やすいであろう場所で
火をたいていたんだよね・・・
孫のことを思う父のことを思うと、何だか涙が出そうになる。

「うやほうがなしって、ありがたいね」と、姉とふたりして話すことだった。
「うやほうがなし」って、先祖とか言う意味の方言で
姉と2人の使い方は間違っているかもしれない。
自分の両親や、じじの両親が、いかに我が娘や、
ばば姉の子を可愛がってくれたか・・・
いくら感謝しても、し足りないなぁと思う。

過日の「島唄・島口の祭典」は色々考える良い機会ともなったなぁ。
※写真はヒシクイを探しに行った池のそばに咲いていた桃の花です。

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ばば
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