当たったは良いけれど・・・

1月31日(火)曇り
じじ母はとてもクジ運がある人だった。
年末の商店街の売り出しの時にもらった抽選券で
ミニバイクを当てたりしたこともある。
ばばは、クジ運はあまり無いと思っている。
それでも、「宝くじで1億円当たったらどうしよう・・」とか
夢想はする。
ばばの友人で、もう、何十年も前から
「ばばちゃん、そのうち宝くじで1億円当てるからね」と
言い続けている人もいる。
まぁ、現金とか豪華賞品とか当たらなくても
家族が平穏な生活が送れているだけで充分「宝くじ」に当たったと
思っている。

そんなばばだが・・・
町内のあるお店で、買い物の度に抽選券をくれて
毎月末に店内で抽選をする。
ばばは、そのお店へ行く機会はあまりないけれど
何ヶ月かに1回くらい抽選をするチャンスがある。
たしか・・1000円で1枚補助券がもらえ
10枚の補助券が集まれば1回抽選出来る。
抽選方法は、ガラガラっと器械を回し、ポンと出た玉の色で賞品が決まる。
ばばがこれまで当てた賞品といえば、
ティッシュ・500mlの水のペットボトルくらい。
で、たまたま3,4日前、抽選の行われるお店の前を通りかかった。
抽選券が確か1回分はあったはず・・・と店内に行き
少し買い物をし、抽選スペースへ回った。
すると、若いお母さんと小さい子供3人の家族連れが
ばばの前に抽選を終えていて、お店の方も、家族連れも
何だか嬉しそうな感じ。
ガラポン抽選機の受け皿には茶色っぽい玉が1個入っていた。
店員さんが奥の方へ慌ただしく小走りで行ったりしていたので
どうしたのかな?と思い、家族連れのお母さんに聞いてみると
何と、お子さんがガラポン機を回したら「金色」の玉が出て
1等賞?か何かだったらしい。
賞品は何だろう?と思っていたら「三千円分の商品券」だって。
わぁ〜良かったね。
当たる人は当たるんだね・・・と思いつつ
ばばも自分の番を待っていたが、ばばの後ろに保育園生くらいの
小さな男の子が抽選券を握りしめてソワソワしているので
「先に回して良いよ。どうぞ」と声をかけると
男の子は、突然勢いよくガラポン機を回した。
すると、白い球が2個。
(あぁ〜こりゃ、ティッシュだな)と思っていたら
お店の方が「好きな物選んで」と、
色とりどりのペロペロキャンディーが入ったカゴを男の子に差し出した。
男の子は、黄色と緑色の包装紙に包まれたキャンディーを2個取って
嬉しそうにスキップしながらお母さんらしき人の元へ行った。
次は、いよいよばばの番だ。
(どうせ、もう1等は出ないだろうし、いつものようにティッシュ1個かな)
と思いながら、わざとゆっくりガラポン機を回した。
すると、玉の出口に黄色が見えた。
(おっ!ティッシュじゃないぞ!)と思いつつ最後まで器械を回し終えると
黄色い玉が1個、勢いよく転がり出た。
(黄色なんて今まで出したことないし、何が当たったんだろう?)
ちょっとワクワクしながら待っていたら・・・・・
店員s南画「どうぞ」と何かパックを出してくれた。
何だろう?と見ると「じっくり煮込んだミートソース」って書いてある。
ミートソース?


じじとばばの食卓には縁遠い物だ。
ミートソース・・・何に使おう?
やはりパスタだろうな・・・料理下手なばばには
パッと、他に使いようが思い浮かばない。
でも、せっかく当たったんだから、賞味期限「2018.5.22」迄には
何とか考えつくことが出来るでしょう。
スパッゲッティー買ってこなくちゃいけないな。
いつ買う?
まさか「今でしょ」とはならないのが、ばば。
当たったは良いけれど・・・・・

色々考えながら(ミートソース1袋で何を真剣に考えるの?)
レジ横を通って帰りかけると、賞品を袋に入れている若い男性がいて
一生懸命津抽選券を数えていた。
補助券らしかったから、10枚無ければ1回の抽選が出来ないんだよなぁ・・・
ばばの手元には5枚の補助券が残っている。
どうせ、後2,3日で1月は終わるし、それまでに補助券5枚もらえるほど
このお店で買い物をする事も無いだろうと思ったばば、
青年に思い切って声をかけた。
「もし、よろしければ、この券どうぞ」と。
すると、青年、「ありがとうございます!よろしいんですか」と
言うので「どうぞ、どうそ」と補助券を青年に渡した。

その青年が、あの後、ガラポン機を回したかどうかは分からないけれど
もし、回していたら、良い賞品が当たっていたら嬉しいなぁ・・・

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ばば
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