朗読サークル「いきゅんDo」の発表会に行って来たよ〜他
12月4日(日)晴後曇り
ばばが、夜家を空けるって事は滅多に無いけれど
12月に入って、連続夜間外出。
行く先は、いずれも徳之島町文化会館。
まず、2日は「口演会」。
内容は大分県の観光特使、矢野大和のお話と、
来年真打ちに昇進するという
若手落語家、古今亭志ん八さんの落語を聞きに。
矢野さんのお話は、年を重ねて毎日を健やかに過ごすために
誰でも出来るようなことを、面白おかしく話してくれた。
小さな幸せを沢山見つけること、ありがとうという言葉が
いかに場を和ませてくれるか等、身近な例を挙げながら約1時間。
客席からは、絶えず笑い声が起こり、
笑いながらも色々なことを教えてもらった。
矢野さんは、去年も来島し、口演して下さったそうだが
去年は、聞き逃してしまった。
楽しくて、為になる話、盛りだくさんなのに・・・
来年もあれば、必ず行こう!と思える口演だった。
古今亭志ん八さんの落語も
その巧みな話術と、小道具の使い方に魅了された。
扇子を箸に見立て、麺類を食べる動作などして見せたが
麺を口に入れたり、飲み込んだり動作や音・・・やはりプロですねぇ〜
当たり前だけど感心しながら見入っていた。
演目は、2人の登場人物が、釣り禁止の池に行って釣りをし
お役人に見つかり、色々言い訳をしたりする話だが
与太郎さんという、ちょっとお馬鹿さんが上手く言い逃れしたのに対し
言い訳の仕方を教えた人の方が、緊張しすぎて言葉が出なくなり
身振り手振りを交えて、与太郎さんと同じような言い訳をするが
最後の最後に声が出てしまって・・・というお話だった。
生の落語を聞くのは、9月に東京の浅草へ娘と行って聞いて以来2回目。
落語や漫才とか大好きなばばだから、これからも島で聞く機会があれば
欠かさず出かけようと思っている。
夕べは、徳之島の朗読サークル「いきゅんDo」の発表会に行って来た。
このサークル、発足5年目。
ばばは最初から発表会に行っているが、回を重ねる毎に
内容も充実し、観客も増えている。
昨夜、ばばは前から5番目の席に座って聞いた。
ばばの前や後ろには、3,4歳の小さな子供たちも7,8名いた。
「発表が始まって、うるさくならないかな?」と気になったが
いざ、発表が始まると、会場はシィ〜〜〜ンと静まりかえり
しわぶきひとつ聞こえないほど、観客は舞台に引き込まれていった。
最初は、熊本県に祖父母がいるという中学生が
熊本地震を機に「自分に出来ることはないか?」と考え
「募金」を始め、その集まったお金を熊本県に送ったという体験を発表した。
次に徳之島高校の書道ガールズが
「何気ない日々に感謝」「生きる力をありがとう!」という
昨日にお発表テーマを舞台上で書いた。
その後、にこにこキッズの子供たちが「ベストフレンズ」を歌い、
一般の方がオカリナを演奏して下さり・・・・・
朗読サークルの皆さんは
「小学生のボクは 鬼のような母に ナスを売らされました」
「うばすて山」などを朗読した。
両作品とも、母親が子供に対する愛情がテーマで
観客の中にはハンカチを出して涙を拭きながら聞いている人も沢山いた。
ばばも、自分の両親や、じじ両親の事が色々思い出され
今更ながら「ありがとうございました!」と感謝の気持が
限りなくわき出してきた。
朗読サークルメンバーの熱演に、小さい子供たちも
誰ひとり迷惑な行動をする事も無く、本当に素晴らしい発表会、鑑賞会だった。
発表の中で、相田みつをさんの「自分の番」という詩の朗読もあった。
うまれかわり 死にかわり 永遠の
過去のいのちを 受けついで いま自分の番を 生きている
それがあなたの いのちです それがわたしの いのちです
素敵な詩ですね。
スッと心に入る言葉で紡がれています。
ばばは、相田さんの作品も大好きです。
朗読発表会が終わって、ロビーに出たら
出演者の方々が入り口の両側に並んで、
お客さんを見送って下さっていた。
ばばを見つけた、友人のTちゃんとNちゃんが、両手を広げてばばを抱きしめてくれた。
「素晴らしい感動をありがとう!良かったよ、最高だった」としか
ばばは言えなかったけど・・・
メンバーの皆さんは、毎週1回、練習を重ねているそうだ。
発足5周年目を迎えた「朗読サークル・いきゅんDo」の皆さん
発表会のだい盛会おめでとうございます。
そいsて、大きな感動をありがとうございました!
来年も必ず、行きます!