あわや、一攫千金!
10月29日(土)晴のち曇り
実家方面にいくつかの用事があって,昼から姉と出かけた
最初はお墓参り。
普通、1日、15日にお墓参りに行くけれど
最近は天気を見ながら、又色々な用事と兼ね合いを考えながら
日にちに拘らず行く事にしている。
車を運転していたら、ある集落の道路脇で
同級生のNちゃんが、菜園の雑草を抜いていたので
車を止めてしばし雑談。
畑に「キツネ花」があったので「実,沢山付いたでしょう、
実には耳が付いていた?」と聞くと
「一個も付かなかったよ」って。
「私が分けた種から育てた苗を植えたの?」と聞くと
「ちゃんと、花屋さんから1本百円で買ってきて植えたんだけど
一個も耳の付いた実は出来なかったから、全部切って捨てたの」って。
やはり・・・・
ばばのキツネ花も、友人S姉さんののも、同級生Nちゃんのも
同じお花屋さんで買った苗を育てたんだけど・・・・
不思議な事もあればあるものだ。
絶対,今度苗が入荷する時も買って育てて
耳が付くかどうか試さずにはいられないなぁ・・・と
思っているばばだけど・・・
さぁ、先を急がなきゃ!
いつも通りに,長姉のお墓に参りを済ませ、実家のお墓へ行き
最後に姉の婚家のお墓へ寄った。
姉の婚家のお墓に行って、姉が湯飲みの水を替えたりしている間に
ばばは尾は歌手片の雑草を抜いていた。
姉の婚家のお墓は、面積が広いので雑草が生い茂ると
抜くのに大変な手間がかかる。
だから、なるべく行く度、こまめに雑草は抜く事にしている。
いつも通り、雑草を抜きながら墓石の裏側へ回った時
ばばは、見慣れぬ物が,ばばの目に飛び込んできた。
古銭?
拾い上げた。
今の50円硬貨より少し大きいかな?
青っぽいカビのような物が表面にはあったが
目をこらしてみると、漢字が読めた。
何と!「寛永通寶」と書かれているではないか。
裏の方にも何か書かれているようだが
あまりに古くなりすぎていて,ばばには判読出来なかった。
古銭に詳しくないばばは、「寛永」という文字を見た途端
「これは大変な宝物を見つけたかも!!!」と大興奮。
しかし、カメラを車に入れたままだったので、
姉が「カメラ取って写しなさい。作業は私がやるから・・」と言ってくれた。
慌てて来るままで駆け戻り、カメラを取って急いで戻った。
墓石や地面に置いて撮るのも,ちょっとなぁ・・・と思い
周囲を見たら黄色いホーローのヤカンが目に入ったので
古銭をヤカンのふたの上に置き、2,3枚パチリ!
その後もしばらくはずっと気持ちが高ぶっていた。
「これが貴重な古銭だったらどうしよう?」と考えてね。
実家へ寄り、姉の婚家へ寄り用事を済ませ
帰りしなにいくつか用事を済ませ、直帰宅。
すぐにネットで「寛永通寶」と入力して調べてみた。
寛永13年(1636年)から作られ始めたお金だそうだ。、
でも、あまり値打ちはなさそうな事が書かれていた。
「一攫千金の大発見!」なぁんて、興奮したばばの気持ちが
一瞬でしぼんだ。
で、その古銭は、どうしたかって?
もちろん,持ち帰ったりしませんよ〜
ある場所に、そっと置いてきました!
あの古銭、本物で、数百年前、実際使っていた物だとしたら、
凄い事だよねぇ・・・・
約400年近く前のばば達の先祖様が使っていたかもしれないから・・・
このブログを書きながらも,ちょっとワクワク・・・
それにしても,これまで何百回と通っているお墓で
今まで一度も見なかったのに、
どうして、今日、古銭が出てきたのだろう?
見つけた時、古銭は砂に埋もれてはいなかったし、地表に出ていたのよ。
珍しいので,持ち帰って,じじにも見せたかったけど
お墓で見つけた物だから、持ち帰る気になれなかったのね〜。
もし、じじが実物を見たいと言ったら
今度一緒にお墓参りに行って、
ばばが,そっと置いてきた場所へ行って見せてあげようと思っているけどね。
今日、突然ばばの目の前に現れた古銭、
次行く時、急に消えてしまっていたら、どうしよう?
そんな事,無いとは思うけど・・・・