「あいつは」はまだ現れない
10月19日(水)曇り時々雨
昨夜の事だ。
7時過ぎの夕食時、ばばは、まだ戸締まりをしていない事を
じじに話した。
夕方はいつも車庫入り口と出口両方戸締まりをする。
道路側は、分厚い板を置くだけだが
自宅側は、戸を閉め鍵も閉める。
昨日は、たまたま買い物に出かけるのが早かったので
帰って来たのは5時前だった。
まだ戸締まりするには早いし・・・と思い
道路側の板だけは置いて、自宅側の戸は開けたままにしておいた。
天候不良時は、6時前後に宅配さんが来てくれる事もあるから・・・
戸締まりはしないまま、夕食を始めていて
途中で思い出し、ばばは戸締まりに行こうと
濡れ縁に一歩出た時、急に右上手から
バサバサバサッと音がし、何かが飛んだ!
不意を突かれたばばは「アワゥゥゥ〜〜〜〜」、
とか、自分でも訳の分からない声を出し
家の中に入ろうとしたが、両手は鳥肌立っている。
じじもばばのただならぬ声に出てきて、
「動くな!」とか何とか叫んだ。
ばばは転がり込むように家の中に入った。
急に、ばさばさバサッと飛び立ったやつの正体、
いったい何だったのか?
実は。。。数週間前から濡れ縁上部にある、
パソコン関係の配線3本にあいつが
留まるようになっていたのは気づいていた。
夕食後の洗い物をして、鍋など大きめの物を濡れ縁に置いてある
竹ザルに入れて乾燥させているのだが
濡れ縁に出るため、サッシ戸を開けると、あいつが急に飛び立つ・・・
と言う事が、何回かあったのだ。
たまたま夕べは、「車庫の戸を閉める」事だけを考え
サッシ戸を開けた途端!奴が思わぬ方向から
急に大きな羽ばたきと共に現れ、庭の方へ飛び去ったのだ。
絶対「あいつ」だとは思うが・・・
じじは、事もあろうに、ばばが最大のパニックに陥っているのに
「あいつ」を「ある希少種」と勘違いし写真を撮ろうと思って
「動くな!」とか何とか叫んだらしい。
ンンモウ〜〜〜ばばより、写真が大事なんかい!!プンプン!
何で希少種が、あんな時間に、あんな場所に現れるもんですか!
と、思いつつも、じじの言う希少種は夜行性だから
1億分の1くらいは、現れる可能性もあるかな?とも思ったり。
その上、じじったら「恐怖を感じたら、ばばもの凄い声出すね」だって・・・
そりゃ、「キャァ〜〜」なんてお上品な声は出せませんよ、ばばには。
と言うわけで、今日も曇天で薄暗い中
ついさっき6時前に車庫の鍵を閉めに行こうと
無意識に戸を開けたら、あいつが飛び立った!
夕べの事があるし、まだ薄明るかったから奇声もも発しなかったけど
冷静だった分「写真撮らなくちゃ!」と思っても
カメラは持っていなくて・・・カメラを持って追いかけようとしたら
もう、庭の桜の木に留まってた。
薄暗いので、シルエットしか分からなかったが・・・
まずは戸締まりをしてから、落ち着いて撮影を・・・と思ったら
もう、どこかへ飛び去って影も形も無い。
でも、あいつは、きっと来る。
濡れ縁の前のコードに。
その時に絶対証拠写真を撮る!
あいつが飛び去ってから20分以上経った。
この間、何回か濡れ縁を覗くが奴はまだ戻って来ていない。
じじは、「こんな真っ暗中で、写真撮れないよ」と言う。
「あいつの写真なら、何枚もあるから上げようか」って言うけど・・・
ばばは、絶対あいつの写真を撮るんだと
ブログを書きながら粘っている。
ブログは書き終わったが、あいつは、まだ戻って来ない。
それはね、「こ・い・つ」なんです!
↓「ヒ・ヨ・ド・リ」
最近、濡れ縁前を自分のねぐらと思っているみたい・・・・
ずっと定住するのかなぁ?