初めての・・・

10月10日(月)曇り
3週間の旅から戻ってから、毎日庭いじりをしたり
部屋ごとに、いろいろな物の位置を変えてみたり・・・
で、あっという間に1日が終わっているばば。
じじにも整理し終わった場所を見せている。
「おっ!綺麗になったね」と言って欲しくて・・アハハ〜
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玄関に置いた「ある物」を見て、
上京中に一泊で出かけた旅行の事を思い出した。

たった一泊の旅行だったけど、長野県から山梨県を巡って来た。
NHKの大河ドラマ「真田丸」で話題になった上田城跡公園や
姨捨では棚田周辺を散策したり・・・と興味津々のコースだった。
しかし、ばばが一番楽しみにしていたのは、「リンゴ狩り」と「ブドウ狩り」。

でもね・・・楽しみにしていたリンゴ狩りの日は朝から雨。
りんご園についても雨はやまず、傘を差したままりんご園へ。
独特なリンゴの皮剥き器を1個ずつ貰って、好きなリンゴをもいで
その場で皮を剥いて食べるのだが・・・降りしきる雨の中
一番美味しそうなリンゴを見つけ、皮を剥いて食べたのだが
その際も雨は止まず、靴は水浸し。
片手で傘を差していては、リンゴの皮が剥けないので
開いた傘は肩にかけて、左手にリンゴ、右手に皮剥き器。
雨に濡れつつ、何とかリンゴ1個を8割方食べ終え、
そのままバスへ・・・・

りんご園に向かう途中からワクワクはしていたし
予想より低いリンゴの木にビックリもし、1本の木に何十個と付いている
リンゴに感動〜リンゴの木って、うんと高くて
梯子など使って収穫するのかと思っていたから
立ったまま楽にリンゴが収穫出来る事に驚いた。


きっと長い年月かかって品種改良したたまものなんだろうなぁ。
雨天で無く、青空の下でのリンゴ狩りだったら
もっと楽しかっただろうに・・・
でも、びしょ濡れでのリンゴ狩りも又思い出になるなぁ・・・

バスが停まった近くの売店ではいろいろなリンゴが売っていたので
「これこそ、産地直送!」と大好きな人へ送ったよ。

リンゴ狩りが終わって、バスに乗り込んだは良いが
体は濡れてるし、靴は水が染みるぐらい濡れてるし
この先、雨が止まなかったらどうなるんだろう・・と思っていた。
姨捨の棚田散策でも雨は止まず、せっかくボランティアさんが付いて
説明して下さるのだが、説明を聞くどころでは無い。
体が寒さで震えだしたので、ばばは途中から(申し訳ない)と思いつつも
ガイドさんから離れ、広場で停まっているバスの所へ急いだ。
途中、振り返ると、ばばの後ろからも10人くらいの人たちが付いてきていた。
雨でガイドさんの声は聞こえないし、全身びしょ濡れだし
他の方達も、思いは、ばばと同じだったのね。

その後、白樺湖へ行き、ハーブ園などへも行ったが
もう、観光どころでは無く、ほとんど動かなかった。

日もだいぶ傾いてから、雨も少し小降りになってきた。
最後の楽しみは「巨峰狩り」。
まずは、バスが止まった場所に高さ6,7メートルはあろうかというブドウの巨木が・・・
ブドウって、こんな高い木に出来るの?と思ったが、まさかねぇ〜。

バスを降りて歩く事6,7分。
小さな、持ち手つきカゴと鋏を渡され、ブドウは必ず食べきる事。
もし、食べ残したら、その分は重さを量ってお金を払うって説明があった。

ブドウ園に着いたら、まぁ〜、楽々手の届く位置に巨峰が大量に下がっている。
リンゴ園も、もちろんだけど、ぶどう園も初めて見る光景でばばのテンション上がりっぱなし。
雨も止んでくれたし、さぁ、美味しい巨峰を探すぞ!
それにしても、こんな大きな房、食べられるかなぁと心配になってきた。
食べ始めて4,5分でもう、おなかいっぱい。
じじと、娘達は食べ続けていたが、ばばは食べ残しをカゴに入れて
バスの停まった近くの売店へ急いだ。
美味しいブドウを食べていたら、又しても大好きな人にも送ってあげたくなって。
発送手続きをして、ぶどう園から持ってきた食べ残しを買おうとしたら
「良いですよ。お持ち帰り下さい」って。
ありがとう〜。

もぎたてのリンゴも美味しかったし、ブドウも美味しかった。
でも、自分の手で、リンゴやブドウを収穫した!って事が嬉しくて
ばばは、満足、満足だったよ。

リンゴもブドウも、いくら欲張ったって、1個、1房、完食するのがやっとだよね。

行程のほとんどが雨の中だったが、人生初の体験が出来て嬉しかった〜

文頭の「玄関に置いたある物」とは、棚田見学の時の
ボランティアガイドさんが下さった、草で作った「バッタ」だよ〜。

ばばは、旅行の思い出として玄関に飾って置くんだぁ〜ずっとね。

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