ソテツの実

8月2日(火)曇り時々雨
雨らしい雨が降らなくなって、何ヶ月だろう?
梅雨時も、降雨量は少なかったし・・・
今朝も、まず菜園にタップリ水をかけてから家事開始!

11時少し前位からだろうか?
ポツポツと雨が降り始めた。
じじは、降り出す前、撮影に出かけて行ったので
「こんな天気で撮影できるかなぁ・・」とヤキモキしながら
じじのパソコンスペースの戸締まりをしたりしていた。
その後も、少し降っては止み・・を繰り返している。
気のせいか?少〜しだけ、暑さが和らいだような・・・
そして、ばばがブログを書いている今現在も、
小糠雨降る徳之島です。

3日前だったかな?
夕方になって、お墓参りに行った。
お墓へ向かって歩いている時、ソテツに実が出来て色付いていた。


数年前、ソテツの実が高値で買い上げられていたのか?
彼方此方でソテツの実を取っている人達を見たが
去年辺りからは、そういう人達の姿を見なくなった。

ソテツの実・・・・
と言えば、ばばが子どもの頃は食料だった。
赤い実を収穫し、鉈で2つに割り、中の白い実を取り出して干し
乾燥させてから、精米所に持って行って製粉して貰い
お粥さんを炊く時などに、お米の増量用に使っていた。
ソテツの粉を混ぜて炊いたお粥のことを
「シュティチンナイ カイバン」と言っていた。
「シュティチンナイ」と言うのは「ソテツの実」という方言で
「カイバン」は「お粥」という方言。
今のように白米ご飯が好きなだけ食べられなかった時代
ソテツの実は貴重だった。
今は、ソテツの実は「園芸用」に売買されているのかな?
完熟した実を埋めておくと、発芽するからね。

あと、「ソテツの実」と言えば
ばばは、小学校時代の学芸会で踊った事を思い出す。
「ソテツの実(ナリ)」という局名だったと思い、
ずっとネットで探してみた。
田端義夫さんが歌って大ヒットした「島育ち」などは出てくるが
「ソテツの実(ナリ)」は出てこない、不思議だなぁ・・
ばばの記憶違いかな?
たしか、1番の歌詞が
「♪ソテツの ナリヌ アカサドゥ キュウラサ
カナガ オモイヌ イロトゥド ニチュリ
 イロトゥド ニチュリ」だったと記憶している。
もしかしたら?1番と2番の歌詞を混同しているかも知れない・・・
意味不明かもしれないね。
訳すと「ソテツの赤い実の綺麗なこと 愛する人の思いと 似て」
って、なるのかな。
小学校中学年の学芸会(学習発表会とは言わなかったよ)で
絣の着物を短めに着て、頭は姉さんかぶりで
小さなザルを両手で頭の上に持って、踊りながら入場したっけ・・・
その後は、片膝立てて、左手でザルを小脇に抱え
右手を嫋やかに動かして、ソテツの実を収穫する動作をしたっけ・・・
不思議なもので、今でも、歌いながら踊ることが出来るよ。

ちょっと話しは逸れて・・・・
小学校2年生の時、初めて音楽劇に出たことがある。
夢の中でお月様へ行き、女神様と会う・・・
でも、お母さんの声で目が覚めると、いつもの我が家・・・
という内容だったが、何せ生まれて初めての主役で・・・
歌いながら演じるなんて、今のばばからは絶対想像も出来ないが
あの時の劇は、今でも覚えていて、じじが見ていなければ
今でも歌いながら演じることが出来る。

舞台でばばが寝ていると、
「花子さん、 花子さん、あなたは そこで
何をなさっていらっしゃるの?」とウサギさんが出てきて
次にばば演じる花子さんが
「私を呼ぶのは誰ですの?」と歌いながら起き上がって
「あらウサ子さんじゃないの、私に何かご用?」と台詞を言うの。

なぜ?小学時代の学芸会の出し物の内容などは
ちゃんと覚えているのに、最近のことはすぐ忘れてしまうんだろう?
ばばの頭の中の引き出しは、きっと昔の思い出で満杯になって
最近の出来事を収納するスペースが無いん・・・・と
思うことにしよう。
それが良い、それが良い、アハハハハ〜。

数日前、たまたまソテツの実を見たので
小学生時代の事、色々思い出しちゃった。
ソテツの実は、まだ小さかったけど、ちゃんと色付いていたよ。
あの実・・・誰か収穫する人がいるのかなぁ?

 

 

 

 

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