何じゃ、こりゃ?他

5月23日(月)梅雨空(入梅8日目)
むせかえるような夜香木のの香りが漂う中で夕食後の会話。
「トンボって、方言で何と言う?」
「エーダマ」
「ばば達は、イェーダって言ってた」
「じゃぁ、筵は?」「ムッシュウ」
「蝉は?」「アサハ」
「じゃぁ、カゴを背負う紐は?」「ウー」
「え〜〜っ、ばば達はクミユって言う」
「じゃぁ、酢は?」「キジベェ」
「え〜、ばば達はフェーイって言う」
その後も、下駄は「アンジャ」、ザルは「セェー」、風呂敷は「ウチクイ」で
ヤモリが「ヤーマイショ」で、キノボリトカゲが「クィーマイショ」で
バーバートカゲが「タギラ」でオタマジャクシは「タビラ」等々・・・・
「ムッシュウ」なんか、まるで外国語みたいね。
なぁんて、夜香木の芳香にはそぐわない、とりとめもない会話。
生まれ育った、地域毎に微妙に違う方言。
ばばは、方言大好き!
でも、方言もつかわないと、どんどん忘れてしまうなぁ。
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2日前、ちょっと晴れ間が見えたので、姉が、ちょっと寄ってくれた。
何故か、話がシソのことになって、ばばが「1個のプランターに
2袋も種を蒔いたのに、1本も芽を出してくれない・・・」と話した。
先輩から、種を蒔いた後は段ボールでも被せて置いた方が良いよと
アドバイスがあり、忠実に言われた通りにしていた。
しかし、なかなか芽を出す気配もないので、
「毎朝起きたら、先ずはシソのプランターを覗く」がばばの日課になっていた。
播種から暫く経っても「うんともすんとも言わない種」に業を煮やしたけれど
「段ボールが暑すぎるのかな?」と思い、外した。
すると、その晩、野良猫君が「寝床」にしてあったので、
キィ〜〜〜ッと、なったばば。
再び段ボールを被せておいた。
そして、数日経った朝、いつものように覗くと、白くて細い糸のような物が見えた。
メガネをかけて、あらためて見直すと、やはり3ミリ位の白い糸状の物が1本。
「よっしゃ〜いよいよ時期が来たな?」と喜び、次に姉が来た時確認してもらった。
姉も「白い糸のようなのが1本あるねぇ」と言ってくれた。
いよいよ、ワシャワシャ芽吹く日も近いかな?と思い
「少しは外の空気も吸わせなくちゃ」と段ボールを外した。
その翌朝、プランターを見ると、「あれっ?昨日の白い糸が無い!」。
どうして?どうして?
まさか、これは野良猫のせいではないはず・・・・・
と100%思いながらも、「何とかしなくちゃ!」と思ったばば。
使わなく伊なった古いお箸や、掃除用の割り箸を出して
プランターの中に10本以上挿した。


これなら、野良猫も中に入って寝る事はしないだろうから・・・
って、ばばは、やはり野良猫を疑っているんかい?
いえっ!そういうわけでは・・・・・
そして2日後、未だにシソの子はひとりも姿を現してくれません。
又、夕方にはスーパーでシソの苗を数本買ってくると思います、はい。

※今日の画像見たら、「何じゃ、こりゃ?」って思うよね、きっと。

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ばば
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