「いじめ?」他
3月3日(木)晴れ
最近、色々なことを忘れていることに気づく。
まず、島の方言。
動植物などの方言名など思い出せないことが多い。
じじとばば、同じ徳之島でも結婚前住んでいた地域が違うので
方言も若干の違いがあり、中には全く違う単語もある。
今日、たまたまある島出身でばばと実家が同じ集落にある方の
フェイスブックを見ていたら「ナバ」という単語が出てきた。
一瞬「何だったっけ?」と考えた後、
「あっ、キノコのことだ」と思い出した。
キノコを何故「ナバ」と言うのか?方言の語源は分からない。
幽霊のことを、子供の頃「マブイ」と言っていた。
「幽霊」って怖いという先入観があるけれど
方言の「マブラッティ」と言えば
「守られて、良い結果になった」時などに使われる。
又、「守って下さい」を方言では「マブティタボレ」と言う。
こういう言葉などから考えたら、「マブイ」という方言は
「ご先祖様の霊」と考えた方が良いのかなぁと思ったりもする。
方言って、だんだん廃れてきているけれど
細々とでも残っていって欲しいと思う。..
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今の時代も、替え歌ってあるけれど、ばばの姉の替え歌がある?
「みなと」という唱歌?の節で歌うのだが
「○○ちゃん、洟垂れ、目はドングリ目
頭に大きなハゲがある ハエが止まるとすぐ滑る
何と素敵なハゲでしょう」という歌詞だ。
先日、夕食後ばばが、この替え歌の話をすると
じじが「これ、一体誰が作詞した?明らかに虐めだなぁ」と怒っていた。
あねとばばは、6歳違うが、ばばも小学生の頃、
この替え歌をばばの友達等が歌っているのを聞いたこともある。
「ひどい歌詞だな」とは思っていた。
姉は頭にハゲなど無いし、鼻水垂れていたのは、ばばだったけど・・・
じじと話した翌日、姉に「ねぇ、あの替え歌の歌詞、誰が作ったの?」と聞くと
姉より3級先輩で、兄の同級生の女子3人が作ったらしい。
「姉さんの前でも歌ったりしたの?」と聞くと
「すれ違う時とか歌っていた・・」と。
この話は、今回、初めて聞いたけど、何十年も前
姉が小学生の頃に歌われたという、この替え歌。
たまたま、歌い出しに、姉の姓と名前がピッタリはまるから
作られたのかな?
同じ字数の名前なら、他の子の替え歌にだって簡単にできる。
「女子に、妹の変な替え歌作られたら、
兄さんも3名の女子の替え歌作れば良かったのにね」と姉と笑ったけど
当時はこの替え歌も、別に虐めとかでは無かったかもしれない。
この替え歌の作詞をした先輩二人も、兄も、もうこの世にいない。
じじ、ばば、姉が、この替え歌のことを話題にし、
苦笑いししたりしていたことを、天国から見て笑っているかもしれない。。。。
ばばはウオーキングの途中、漁港を歩きながら
「空も 港も 夜は晴れて・・・」と、ちゃんとした歌詞で歌ったよ。
聞こえましたか〜天国まで。
正しい歌詞は、ネットから借用しました。
この歌を歌える人って、きっと、じじ&ばば年代の方が多いでしょうね。
1.空も港も夜(よ)ははれて 2.響く汽笛に夜は明けて
月に数(かず)ます船のかげ いつか消えゆく空の星
端艇(はしけ)の通いにぎやかに 大漁のうたも勇ましく
寄せくる波も黄金なり 朝日をあびて船帰る
(作詞 旗野十一郎) (作詞 林 柳波)