会いたいなぁ・・・

11月2日(月)曇り
一昨日、昨日と「国民文化祭inかごしま」イベント会場通いで
テンション上げ過ぎたせいか?kドンヨリした天気のせいか
今日は、今ひとつテンション上がらず・・・・
そうだ!こんな日には手紙でも書こう・・・って
ちょっとおかしいかな?
でも、1ヶ月ほどずっと気になっていたんだよね、
手紙を書かなくちゃって。

ご近所のおばちゃんが、お盆前、都会のお子さん達の所へ行かれた。
お盆をお子さん達の家で過ごし、
又帰っていらっしゃるだろうと思っていたら
突然電話があり、「こちらへ引っ越すことにしたよ」って。
え〜〜っ?
寝耳に水とは、まさにこのこと。
まさか、おばちゃんが引っ越されるとは、
お隣ご近所、誰も知らなかった。
ゴミ出しや用事でちょこっと道路へ出た時など
必ず「ばばちゃ〜〜ん」と声をかけてくれ
美味しい食べ物などがあると、少しずつでもご近所さんにも分けて下さった。
物知りで、空き箱の利用法とか、野菜や花の育て方とか
色々なことを私たちに教えてくれ、お総菜やおやつも届けて下さった。
ざっくばらんな性格だったので、じじやばばに頼みたいことがあると
すぐに電話をくれて、ばば達も駆けつけ、出来ることは手伝ったりもしていた。
お隣ご近所の「まとめ役」でもあった、おばちゃん。
お子さん達がみんな都会で生活しているので
いつかは都会へ行かれるのかなぁ・・・と漠然と思ってはいたけど
その日が余りに突然で、悲しむ暇さえ無かった。

お子さん達の所へ行かれてからも、はがきが届いたり
電話が来たりマメに連絡を下さるおばちゃん。
電話の時の声が明るくて、ばばは、ホッとするし嬉しくもなる。
いくら気丈なおばちゃんでも、島での一人暮らしでは
体調の悪い時などは、心細い思いもしただろう。
地続きなら、何かあれば、お子さん達もすぐに駆けつけられるけど
都会と島・・・・
遠いよね。
おばちゃんは、「自分で身の回りのことが出来る間は島で頑張る」と思い
子供達にも、そう話していたらしい。
しかし、今年春頃だったか?
ちょっと体調異変があって「今まで薬など一度も飲んだことが無い」
と言っていたおばちゃんが、薬を服用しなければならなくなった。
深刻な病気では無いけれど、おばちゃんも、離れて暮らすお子さん達も
やはり、それぞれ考えたのだろう。
その結果の、急な引っ越しとなったとは思うが
ご近所さんのEちゃんが、お盆前「おばちゃん、暫く子供の所に行ってくるってよ」
と教えてくれたけど、その時もばばは、おばちゃんの顔は見ていないし
「お盆が終わる頃には帰ってくるかなぁ、おばちゃん」と思っていたら
9月になって、都会で暮らすお子さん達3人が帰省し、家の整理をして
おばちゃんの荷物なども都会へ送ったりして、帰って行った。
たまたま、お子さん達が都会へ戻る日の朝
じじとばばも走って行って、おばちゃん宅の前で挨拶したり
記念撮影したりして貰った。
おばちゃんと会ったのは、お盆よりずっと前だから
7月下旬か8月初旬の頃。
何だか、ここまで書いていたら、おばちゃんの顔が浮かんできて
何だか涙出そうになってきた。
寂しいなぁ・・・・
身内とか、親戚というわけでは無いけれど
「遠くの親戚より、近くの他人」と言うけれど実感するばば。
今でも、朝起きて真っ先におばちゃん宅の戸が開いているかな?と気になる。
おばちゃん宅には、今は別の方が住んでおられるけど
毎日気になる。

次、おばちゃんとはいつ会えるだろう?
おばちゃん、帰って来てくれるかな?
おばちゃんのことが思われ、寂しくてたまらなくなったので
昼、おばちゃんにお手紙を書いて投函してきた。

会いたいなぁ・・・おばちゃんに。


 

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ばば
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