若いって素晴らしい!
11月1日(日)晴れ
今日も昨日に続き、「第30回国民文化祭かごしま」の
「方言フェスタinとくのしま」の観劇に。
天城町出身の桂楽珍さんの落語、天城町内の中・高生・青年団による
「島口ミュージカル結(MUSUBI)」、そして高校生宮村美希さんと
中学生の森田葉月さんによる島唄のプログラムだ。
昨日は、開場1時間前に家を出ても席は後ろの方だったので
今日は隣町まで行かなくてはならないし、朝5時起きで
早めに朝食も済ませ7時に家を出た。
会場の天城小へ着いたのは、7時40分。
駐車場も4,5カ所準備されていたが、
まさかの一番近い会場内の校庭の駐車場も沢山空いていて
楽々駐車できた。ラッキー!
前もって入手していた入場整理券で席は
「Bブロック」とだけは分かったいた。
A、B、C、Dの4ブロックあるようで、
ばば達はBブロックで5番目くらいに並べた。
待っていた間の説明によると、A,Bブロックは畳&床席で
C,Dブロックは椅子席だという。
開場して、中に入り感動したよ。
床も畳の席も1人分ずつビニルテープで仕切りがされていて
その仕切りひとつひとつに番号が振られ
そこに置かれたパンフレットにも番号が書かれたシールが
クリップで留めてあった。
そのシールを入場券に貼って下さいと言われ貼った。
これなら、一時席を外して戻っても席を間違えることも無い。
それに、一番前が床の上にマットレスのような薄いシートが敷かれ
その後ろは少し高くなった畳席で、その後ろと両脇が椅子席だった。
準備大変だっただろうな?と思うと共に
細かな心配りが感じられ、とても嬉しかった。
プログラムは宮村さんと森田さんの島唄で始まり
次は朝の飛行機で到着して会場に駆けつけた桂楽珍さんの
島口を交えた落語。
みんな腹を抱えて笑い拍手大喝采!
いよいよ本日のメイン、「島口ミュージカル」。
内容は、今から150年ほど前薩摩藩主から流罪を受けた西郷隆盛の
徳之島の若者徳嶋仲祐の友情、島人との心の交流
最初の流罪地、龍郷で出会い結ばれた愛加那との夫婦愛、
愛かなとの間に生まれた二人の子供との親子愛等々・・・
そのストーリーを役60名のメンバーが演じる。
音楽担当は島野若手唄者、禎一馬君。
約1年2ヶ月かけて仕上げたというミュージカルは
素人とは思えないほどの仕上がりで、子供達の切れの良いダンスと真に迫る演技、
禎君はじめ、PPPリーダーの元田優香さん等が担当する音楽・・・・・
照明、全てが感動的で、舞台と場内は心が1つになり感動の坩堝に。
約1時間30分の演技が終わると、客席からの拍手は暫く鳴り止まなかった。
花道を退場する子供達1人1人、全員がうっすらと汗をかいていて、熱演を物語っていた。
フィナーレの後、子供達は会場の入り口で観客1人1人にお礼を言ってくれたが
お礼を言いたいのは、観客の方だった。
感動さめやらぬまま門へ向かっていると、
何と来場者1人1人に「卵おにぎり」が無料配布された。
途中、町長さんと会ったので立ち話をする中で
「今日の来場人数は何名だったのでしょうか?」
と聞いてみると「800名です」と。
入場整理券が800枚発行され、あっと言う間に予約完了になったらしい。
あの体育館に800名!凄いなぁ。
会場で 会った元上司や同僚、顔見知りの方々も
「このミュージカル、今日1日で終わるって勿体ないね。
もっと沢山の人達にも見て欲しいね」と話していた。
ばばの周囲でも、今日の「島口ミュージカル」のことを
知らない人が多くてビックリした。
又、行きたくても車とか無くて行けなかった人も多かっただろうし・・・
だから、何かの機会に島の若者達の情熱とパワー満開の
今日のミュージカル、又いつか、どこかで演じて欲しいなぁ・・
今日の一番の感想、「若いって素晴らしい!」