42年かぁ〜
10月27日(火)晴れ
ばばが子供の頃は、各家庭で牛や馬、豚を飼っている家が多かった。
ばばの家でも、牛と豚を飼っていた。
牛は農耕牛として、又子牛が生まれると売って、現金収入源に・・・
豚も、子豚を数頭飼っていて、1頭はお正月用に
残りは精肉業者さんに売って、これ又現金収入源に・・・
しかし、時代が進むにつれ、
1番の原因は衛生面上の問題が大きかったのでは?と思うけど
家庭で豚を飼う人はだんだん少なくなって
飼う人も、畑に豚小屋を作り飼うようになった。
牛や馬も機械に取って代わられ、だんだん姿を消していった。
もし、各家庭で豚を飼っていた時代だったら
現在のばばの生活は無かっただろうと思うことが多い。
これまで何回も書いているけど、
「豚を見た後だったから、やっぱり人間の女性の方が良いなぁ」
と思われ、じじと結婚した。
ばばの実家のすぐ前の畑に豚小屋を作り、数頭の豚を飼っている方がいて
7月7日の夕方、じじは、その豚小屋の豚を見ていたそうな。
そしたら、ばばが車で帰宅するのが見え、
父とじじの恩師と、じじの3人がばばの家へ来て、初対面〜。
ほんの5分か、10分位で、ばばは又すぐ出かけたので
じじ達が何で我が家に来たか、全く意味が分からず・・・
そんな出会いから、1ヶ月後に入籍、そして3ヶ月後に結婚。
月日は流れ・・・・
今日で結婚42周年〜〜〜
自分でもビックリするくらい長い年月が過ぎた〜。
結婚当初は、とても従順(と、自分では思ってる)で
時間の流れと共に、だんだん強くなって、かかあ天下になり
そして、今では「じじの母親」のような存在になったと
自分では思っている。(じじは、どう思っているのかなぁ?)
42年・・・・と言うけれど、過ぎてしまえば、あっと言う間だったなぁ。
そのうち30年以上は、がむしゃらに仕事をしてきたけど
今やっと落ち着いて過ぎ来し方の事を、じじと色々話したりしている。
42年間。
たまには、ばばが一方的にカッカカッカする事もあったけど
喧嘩らしい喧嘩をしたことが無かったなぁ。
じじ両親が、いつも、ばばを大事にしてくれ
じじに対しては「ばばちゃんも仕事をしているんだから、
あなたも家のことで出来ることは手伝いなさいよ」と、
事ある毎に言ってくれていた。
じじの妹とは1歳しか年が違わないけど、
じじと結婚する前から顔見知りだったし、
結婚後も、すぐから「ばばちゃん、ばばちゃん」と
本当の姉妹のように仲良くしてくれた。
じじの家族は、嫁のばばだけを可愛がってくれるのでは無く
ばばの両親や姉妹や、その子供達までも大事にし、可愛がってくれた。
そういう家族の中で育ったからかな?
じじも、ばばの両親や、ばばの姉妹、甥姪まで可愛がってくれる。
42年間平穏無事に過ごせたこと、じじに感謝しなければいけないけれど
じじの妹や、今は亡きじじの両親にも感謝しなければいけないよね。
感謝の気持ちを込めて、今日は仏壇のじじ両親に
「ありがとうございました。これからも、じじや子供達を大事にし、
兄弟姉妹仲良くします」と、手を合わせたよ。
さぁ〜、いつまで「神妙なばば」でいることができるかな?