ちょっといい話、聞いたよ
9月24日(木)曇り
あるお店で、ある宿泊施設のご主人、Tさんと会った。
現在、中学生?か高校生の群体があるらしく
群島内の、ある学校の選手や保護者などが
Tさんのところに宿泊しているそうだ。
その選手達が今日の試合で優勝したので、Tさんは
お祝いのごちそうを準備するための材料調達中ということだった。
Tさんは、買い物を済ませると
「さぁ、今度はケーキをもらいに行かなくちゃ」と言う。
ばばは、意味が分からなかった・・・優勝・・・ケーキ・・・
Tさんが帰って行ったあと、お店の方が
「Tさんは本当に優しいのよ。
宿泊した子供達が優勝したら、必ずケーキを買って
お祝いしてあげるのよ。
もし、負けた時は手作りのホットケーキで
励ましてあげるらしいよ。」と言った。
数年前も、同じ学校の子供達が宿泊し、徳之島での大会に参加していたが
たまたま台風で、鹿児島、沖縄航路の船が5日間くらい欠航してしまった。
その時、Tさんは、子供達から食費の一部はもらったが
宿泊料はタダにしてあげたらしい。
Tさんの心遣いに感動した引率の先生と子供達は、
少しでもTさんに恩返しがしたいと、宿泊施設周辺の草抜きをしたり
バスタオルの洗濯などを手伝ったりしたそうだ。
その後、学校に戻った子供達や、保護者、引率の先生からは
Tさんへ、お礼の手紙が次々届いたそうだ。
保護者の方からは「お米でも少し送りたい」と申し出があったそうだが
Tさんは、丁寧にお断りしたんだって。
今でも、この学校の子供達は、徳之島で、何か大会がある時は
先ず,Tさんの宿泊施設に予約を入れるそうだ。
いい話だなぁ・・・
自分の利益を度外視して、相手のことを思いやる・・・・
ばばも、少し見習わなくっちゃ。