「おむすびころりん」ならぬ・・・・・

7月14日(火)晴れ
じじとばば、朝と晩、仲良く薬?を飲んでいる。
じじは、「もっと、もっと働きたくなる薬」
ばばは「頭が良くなる薬」・・・って、そんなわけ無いか?

ゆうべもね、食後薬を飲もうとしたじじ
薬を飲もうと、パッケージ?から一粒取り出したのは良いけれど
薬が、じじの一瞬の隙を突いて、じじの手から飛び出した。
確かに、コロン、コロコロっと微かな音をばばも聞いた。
狭い食卓回りの何処かに転がり落ちたのは間違いない。
すぐに見つかるさ〜と、ばばは、じじが落とした薬を探すのを見ていた。
椅子の周辺、ちり箱周辺、食卓の周りから
さては、ばばの回りまで・・・・
ばばも最初はただ見ていたが、じじが探す場所を
一緒に目で追っていた。
わずか6畳足らず位の狭い場所なのに
何処にも無い、無い、無い。
優しいばばは、じじが可愛そうになって一緒に探して上げることにした。
じじが探した場所を、今度はふたり一緒に探したけど見つからず。
次は、ふたり協力作戦で、じじが「せぇ〜〜〜の」っとテーブルを持ち上げたら
持ち上げた一瞬、ばばはテーブルの足のあった場所を手で探る。
右と左、1回ずつ「せぇ〜〜の」っとじじは持ち上げ、
ばばは手で探ったが、薬粒では無く
手にくっついたのは、埃。。。
わぁ!掃除機かける時、テーブル動かして掃除機をかけていなかった〜〜。
拭き掃除も、いちいちテーブルを持ち上げて位置を少しずらしては
拭いていなかった・・・・こんなに埃溜めて、掃除した気になっていたばば。
恥ずかしい!
明日は、朝一でテーブルを動かして掃除機を掛け、拭き掃除をしようと思った。

ありとあらゆる場所を、ふたりして探し回っても遂に薬は出てこなかった。
いくらでも予備はあるんだから、他のを飲めば良いんだけど
落ちる音を聞きながら、ふたりでも捜しきれないというのが
ちょっと腹立たしいというか・・・・
夕食後どの位の時間、ふたりで一粒の薬を探し回ったか?、

ついには、じじが「もう、良いが。他のを飲もう」と言って椅子に座った。
ばばも(これだけ探してないんだから、まっ、良いか〜)と諦めて
一旦座ろうとした。
その瞬間、何故か、閃いたというか、何と表現したら良いのか分からないけれど
ばばの体が勝手に動いて、サービスカウンター?下の
扉をサッと開いた。
見よ!
あったじゃないか!
一粒の白い錠剤が。

床と扉のほんの数ミリの場所に薬は転がり込んでいた。
「さっすが〜ばば!」と、じじも、見つけたばばでさえビックリ!
まさか、こんな場所に薬が転がり込むなんて
予想だにしなかったけど、」何故、ばばの体が勝手に動いて
扉を開けたのか?自分でも、不思議で不思議で・・・・

じじの薬は、じじが落とした場所から
ほんの1メートル位の場所に潜り込んでいた。
コロンと落ちて、コロコロっと2回聞こえたから
1回転で約50センチちょっと転がったことになるのか??

昔話「おむすびころりん」の中では、おじいさんが落としたおむすびを
「待て待て待て」と追いかけて行ったら、おむすびは畑の隅の穴の中へ
スットントンと飛び込んでいって、おじいさんもついでに
穴の中へ飛び込んで言って話が展開するのだが
ばばんちの「おむすびころりん」ならぬ「お薬コロコロ」は
これ以上話の展開させようが無い場所に転がり込んでおりましたとさ。
めでたし、めでたし。

夕べは無事、薬見つかったけど
数ヶ月前は、パッケージに入ったままの、ばばの薬が一粒
食事の前にテーブルの上に置いてあったんだけど・・・・・
食後、飲もうとしたら何処にも無くて。。。。。
短気な?ばばは、すぐ別の薬を出して飲んだけど
我が家では、年に数回「薬紛失事件」が起きるのであります。
その数回のうち、見つけられたのは夕べが初めてであります。
はい、おしまい!


 

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