年間、7千匹以上のハブ買い上げだって
4月11日(土)曇時々小雨
やはり曇天で、時々小雨ちらつく徳之島〜
明日は県議会議員選挙、投票日。
晴れると良いね。
今朝、徳之島町の広報誌が配達されていた。
小雨がちらついていたので
濡れないようにビニル袋に入れられていた。
ありがとう〜
朝食後、広報誌を見ていたら
その中に1枚の目を引くチラシ?が。
「HABUDAS 2015」と書かれている。
読んでみると、平成26年、1年間でハブ咬傷しゃ37名で
内訳は、奄美大島が16名、徳之島21名、死者1名とある。
これでも、昭和29年にハブ咬傷者の被害調査を始めてから
最小数だって。
徳之島の方が、奄美大島よりハブに噛まれる人が多い
ということが分かり、ビックリ。
死者も出ていたんだ〜。
やっぱりハブって、怖い存在だね。
ちなみに去年1年間のハブ買い上げ数は26,479匹で
内訳は奄美大島で19,447匹、徳之島では7,032匹だって。
年間、徳之島では7千匹以上のハブが買い上げられているってことも
初めて知ってビックリ。
その他、チラシに書かれていた文を引用すると
「奄美大島・徳之島には9種類の蛇が生息している。
そのうち毒蛇は、ハブ・ヒメハブ・・ガラスヒバア・ヒャン(奄美大島のみ)
ハイ(徳之島のみ)の5種類。
無毒蛇は、アカマタ・アマミアオヘビ・アマミタカチホヘビ・メクラヘビの4種類。
中でもハブは最大の蛇で、その色から金ハブ・銀ハブ・
黒ハブ・赤ハブなどと呼ばれているが
黒ハブや赤ハブは滅多に見かけない。
ハブの毒は、出血毒で、咬まれると激痛と腫れが広がり
筋肉が溶かされて、ひどい場合は死亡することがある。
・・・・うわぁ〜怖いねぇ。
子どもの頃から、ハブには気をつけなさいと
両親からも何回か言い聞かされていたが
自分の目でハブを実際見たのは数十回かな?
時には豚小屋の天井にとぐろを巻いていたり、大きな木から
ポトンと地上に落ちてきたり、ニョロニョロと道路を横切ったり
ガジュマルの木の幹に長々と這っていたり、
キビの収穫時にはキビの根元から急にニョロッと出て来たり・・・
見る度に悲鳴を上げそうになったり、一目散に逃げたり・・・・
ハブって本当に怖くて危険。
だって、筋肉が溶かされ死亡することもあるって。
毒が全身に回ったら死ぬとは、良く聞かされていたけど。
筋肉が溶かされて云々と言えば、ばばが子どもの頃
近所のお兄さんが、田んぼで捕まえたハブを
尻尾を持って肥料の空き袋に入れようとしたところ
ハブがグニュゥ〜〜〜っと頭後もたげて、
お兄さんの右手の親指と人差し指の間に噛みついたらしい。
お兄さんはすぐ病院へ走ったけど、その後、右手は変形し
咬まれた所は大きく抉れたようになっていた。
筋肉が溶かされた結果なのかなぁ。
従兄弟姉さんは農作業中、足をハブに噛まれ
その咬まれた所を鎌で切って、ハブの毒を吸い出しながら
車が通りかかるのを待ち、病院へ行き
目に見える後遺症は残らずすんだ。
ばばの父は、農作業を終えて帰宅途中
籠を背負って坂道を上っていたら突然、頭に激痛が。
ソテツの木の上から父の頭にハブが飛びかかって来て咬んだのだ。
ばば職場に「お父さんがハブに噛まれた!」と電話が入り
慌てて病院に駆けつけたら、既に治療を受け
父はベッドで寝ていたが、ハブ毒のせいか、
顔面が腫れ黒っぽくなっていた。
「翌日まで入院」ということだったが、
ちちは「ハブに咬まれたということが人に知れるのが恥ずかしい」
と、その夜、勝手に病院を抜け出し帰宅した。
ばばの身近な周囲でも、これだけハブの咬傷例がある。
ハブは、この地球上で奄美群島の一部と
沖縄本島周辺一部にしか生息していないそうだが
ハブ咬傷被害に遭わないように、草地や山等を行動する時は
常々ハブを意識し、注意を怠らないようにしなくてはいけないと
改めて思った。