「10円不足です」

3月24日(火)晴れ
ある方からメール便が届いたけれど、
ばばが、ちょっと自宅2階へ上がっている時で
直接受け取れず、ポストに入っていた。
ポストから出してみると、いつもとちょっとレターパックの様子が違う。
上に紙が貼ってあり、料金不足だと書かれている。
レターパックって、350円とか500円とかでパックを買い
その中に規定の重さ・厚さの品を入れて送るんだよね。
いただいたレターパックはパックの表に書かれている厚さ3センチ・
重さ4?の規定内に入っているし、どうして料金不足なのかな?と思った。

料金不足と書かれた用紙には、「もし、この荷物を受け取りたくなければ
不足のお金を払わず、郵便局へ持って来て下さい、
荷物を受け取る場合は所定の位置に不足分の切手を貼って
郵便局へ持って来て下さい」という趣旨のことが書かれている。
10日間の間に・・・・
勿論、早速送って下さった物を、料金不足だからと返却はしない。

何故10円不足なのか?ずっと考え続けていた。
そして、夜になってハッと気づいた。
消費税分が10円ではないかと。
送って下さった方は、消費税が上がる前に
レターパックを何枚か買っておいたのだろう。
そして、今まで通りに中に品物を入れ送ってしまったに違いない。
理由は分からなくても郵便局へ行くつもりだった。
すると、レターパックを受け取った次の日、
夕方、郵便屋さんが小包を届けて下さった。
その時に料金不足の用紙が貼られていたことを話し
「今現金で10円し払っても良いでしょうか?」と聞いてみた。
すると、「現金を支払う場合は局まで行っていただかなくてはなりませんが
もし、10円切手があるのでしたら、料金不足云々と書かれた用紙の
不足分の切手を貼る部分に、張って貰えたら私が受け取りますよ」とのこと。
慌てて手紙用品入れの箱を引っ張り出して、切手を探した。
ばばも、消費税が上がる前に、
80円切手をたくさんまとめ買いしてあったので
後日、それに足して貼る分の2円切手を50枚ほど買ってあった。
大分使ってしまったが、まだ数十枚残っていたので
2円切手5枚を料金不足通知書類?に貼って
小包を届けて下さった配達やさんに言付ける事が出来た。
良かった!
今回のことで、思い出したことがある。
過日のブログにも書いたが、
近所のおばちゃんのお嬢さんから、ばばに手紙が来た。
お嬢さんは手紙を投函後、不足の2円を貼り忘れたことに気づいたが後の祭り。
そこで、すぐお母さん(ばばの近所のおばちゃん)に電話をした。
おばちゃんは、慌ててばばの家のポストに10円(だったかなぁ?)入れた。
何も知らないばばは、ポストに10円玉が入っていることにビックリしていたら
おばちゃんから電話があって、事情を知った。
あの時は、料金不足という添付書類も無くて、
結局、おばちゃんも、お嬢さんも、ばばも「2円」を払わなかった。
おばちゃんは、2円不足でも届けてくれた郵便局の方に
「差し出し局も、貴方たちも、良い人達だねぇ」って言ったんだって。

ばばつくづく思うんだけど、
「日本の郵便制度って本当にありがたいなぁ・・・」って。

たった45円や82円の葉書や手紙を
日本中の方々に届けて下さるんだもの。
大雪の中だって、険しい山道だって、どんな辺鄙な場所だって
日本国内くまなく、色々な人の思いを込めた書簡を届け
人と人の心を葉書や手紙でつないで下さる郵便局の方々。
本当にありがとうございます。

 

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ばば
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