夫婦漫才

毎年、ばばにプレゼントして下さるんだけど、
3冊とも素敵だったので､まとめてプレゼントして下さったって。
中にはメリークリスマスカードに優しいメッセージも！
ただただ感謝。
Sさんファミリーのことは､これまでも何回かブログに書いた。
ご主人が､皆既日食があった4年前？に
東京から徳之島を経由して奄美大島へ飛んで
日蝕を観察され、その時が初めての出会い。
徳之島で1泊され、次の日に奄美大島へ飛ぶというスケジュールで
短い時間のお付き合いだったが､その時以来のお付き合い。
折に触れ貴重な書籍を送って下さったり
ばばの好きな御木幽石さんのポストカードや
カレンダーを送って下さったり・・・
Sさんの奥様、Kさんとは一度もお目にかかったことは無いけれど
ばばのことを「徳之島のおばあ」と呼んでくださり
ばばも、自分の親戚のような気持ちでいる。

今回送っていただいたカレンダー、
一冊はじじにも使ってもらうことにした。
その前に、じじにも御木幽石さんの言葉や絵を少し見てもらわなければ・・・
それで、朝食時、カレンダーをじじに渡して
1月から12月まで書かれている､御木幽石さんの言葉を
声に出して読んでもらった。
そして、共感できるところで、ばばが合いの手を入れる。
例えば・・・
一期一会　　　あなたが居るから頑張れる
あなたが居るから　しあわせ　　しあわせ
とじじが読むと「そう、そう！ばばがいるから、じじは頑張れる」と、ばば。
「あなたが居るから私　　私が居るから　あなた
けんかしたって
一緒がいい
と読むと、「喧嘩しませ〜〜ん」とばば。

朝から夫婦漫才。
2冊のカレンダーの文を読み終えたじじ。
「ばば、僕は､今日は忙しいんだよ。
もう、これ以上読んであげる時間は無いんだよ〜」と言って
2回へ逃げて行ってしまった。
そうかい、そうかい、だったら後はばば自分でじっくり読もう。
と、一旦はお開きに・・・・

そして、それからしばらく経って､じじが洗面所でひげ剃り始めたので
今度は、クリスマスカードのメッセージを、ばばがじじに読んで聞かせた。
読み終わって、「拍手〜〜〜」とばば。
その後、メッセージを仏壇に供えた。
「お父さん、お母さん、こんな素敵なメッセージいただいたよ。
素晴らしいご縁､ありがたいね」と言いながら・・・・・

私達は､日々、色々な人と巡り会う。
一瞬すれ違うだけの人が多いが、
中には一回の出会いが､長いお付き合いに・・・・
というご縁もある。
短い人間の一生、どれだけ素敵な出会いがあるかで
人生が変わることもあると思う。
じじとばば、これからも素敵な出会いに恵まれますように・・・・