来るか!台風19号!
10月11日(土)台風
風が強い、そして雨が〜
いつ停電になるか分からない。
自宅の雨戸は全部閉め、今暮らしている両親宅も
東側と北側は雨戸も閉めた。
庭の花壇を覗くと、あれだけ勢力を誇っていた夜香木も
葉は吹き枯らされ、キツネ花もグッタリ吹き倒されている。
本格的な強風雨は今夜からだという。
一体どの位の激しい風になるのだろう?
最大瞬間風速50〜70メートル?
想像も出来ないよ〜。
子どもの頃は、大人の思惑など知るよしも無く、台風は嬉しかった。
学校は休めるし、家の中ではあっても好きな遊びは出来る。
それに、集落中を走り回って、落ちたミカンを拾い
思う存分食べられた。
あの頃、秋台風が多かったなぁ・・・
子どもは喜ぶ台風だけど、わらぶき屋根の多かったあの時代、
大人は屋根が吹き飛ばされるのを恐れ、
基幹産業のサトウキビや稲が吹き倒されるのを
1番心配していたと思う。
そんな大人の気持も知らず、自分の都合だけで
台風大歓迎していた子ども達・・・・・
台風後、大人達は集落民力を合わせて
壊された屋根を葺き替えたりしていたなぁ・・・・
特別な職人はいなかったと思うけれど
父や隣近所のおじさん、お兄さん達、みんなで屋根に上がり
手順良く藁や茅で屋根を葺きあげていく。
みんなが職人だったんだなぁ〜、あの当時は。
今は鉄筋や瓦葺きの家も増えた。
修理も専門の職人さん達が頑張る。
台風でも、昔のような被害は出ないだろうけど
違う意味で又色々な被害は出ると思う。
「母がお世話になっている介護施設のことが心配だ」
と言うばばに「向こうは、大丈夫。
建物は頑丈だし、高台にあるし、自家発電機だってあるかも知れないし」とじじ。
でも、自然災害って人間の予想を遙かに超えることもあるから
ばばは怖い。
心配をする。
沖縄の南大東島では定期船が2週間も止まり
生活物資も不足し始めていると、ラジオで聞いた。
徳之島・・・・
高潮は大丈夫だろうか?
停電しないだろうか?
断水しないだろうか?
豪雨災害はないだろうか?
倉庫や車庫に水は流れ込まないだろうか?
道路沿いの車庫は大丈夫だろうか?
全半壊する建物はないだろうか?
考えると心配事はキリも無い。
祈っても仕方が無いことは分かっていても
仏壇に手を合わせ、心の中で祈るしか出来ないばば。
怖い得体の知れない物が、確実に近づいてきてはいる。
無事、明日の朝を迎えられるだろうか?
停電する前にと、ブログも慌てて書いた。
何事も無い、平凡な日々が本当の幸せだと実感しながら・・・・・・・・・・・