だいっ嫌いだったはずなのに・・・・

9月29日(月)曇
ばばは、「ムニュッ、ヌルッ!系」が大の苦手だと何回か書いている。
でも、今回は確信は無いけれど、少〜〜〜しだけ、好きになったかも知れない・・・・・

詳しく書くと・・・
一昨日、豚骨を買おうと、行きつけの精肉やさんに寄って注文し
準備してもらう間にスーパーへ行った。
野菜コーナーから精肉コーナーの方へ回って行った時、
突然「オイ!」と声をかけられ、ばばは奇声を発して飛び上がった。
何センチくらい飛び上がったかって?
そりゃ・・・・・・・ねっ!想像して・・・・
周囲にもたくさんの人がいたけど、さぞかしビックリされただろうね。
一瞬で我に返り、声の方を見ると、親友のSちゃん。
目の前にSちゃんが立っていようなんて、全く予想もしていなかったので
ばばは、何故か笑うしか無かった。
奇声を発してジャンプして、大声で笑うばば。
想像しただけで可笑しいよね・・・

お客さんの邪魔にならないように、ほんの少し場所移動して
しばらくぶりの雑談開始。
話しながら、Sちゃんの手に持った物に目が行った。
Sちゃんは、生レバーの入ったパックを持っていた。
「Sちゃん、レバー自分で茹でるの?」と聞くと
「茹でるんじゃ無くて、薄く切って一晩位たれに漬け込んでおいて
次の日に野菜と炒めると美味しいよ」って。
ばばもさ、レバー嫌いでは無いんだよ。
結婚当初は、生レバーも買って茹でたこともあったし、
炒めたこともあった。
でも・・・あのニュルッとした触感と、グロテスクな色と形を見ると
お店で見ても、手を伸ばす気になれなくて、
いつの間にか燻製のレバーとか、
スーパーで調理されたレバーを買うようになっていた。
だから、自分で下味を付け調理するSちゃんを「偉いなぁ」と思った。
久しぶりだったので、思う存分お喋りして、買い物も済ませ
豚骨を予約しておいた精肉屋さんに戻った。
品物をいただいて、車に戻ろうとすると
「ばばちゃん、これ、持って行って料理し、じじさんにあげなさい」
って、何と、大きなレバーを塊ごと下さった。
ここ何十年も、生レバーなんか買ったことも無いというのに・・・
こんな大きな生レバー・・・・
さっきのSちゃんと話した事を、精肉屋のご主人聞いていたのかと思ったほどだ。
ばばの中でも何かスイッチが入った!
「ありがとうございます!お言葉に甘えていただいていきます」と
感謝しつつ、生レバーと豚骨を下げて、車に戻った。

豚骨はその夜で、圧力鍋料理。
じじの大好きな塩だけの味付けで。

さて・・・問題は、大きな生レバー。
ビニル袋から出すと、ムニュッ&ヌルッ&血の匂い!!!!
どうしよう・・・って迷ったって仕方が無い。
ばばがやるしか無いでしょう。
覚悟を決め、水道水でジャージャー洗い、3分の1位は
Sちゃんが話してくれた通り薄切りにし、たれに漬け込んで冷蔵庫へ。
残り3分の2は鍋でグツグツグツグツ茹でた。
アクがブクブク吹き出すわ、匂いはするわ・・・・
でも、茹でたレバーに醤油をかけて食べると美味しいんだよね。
美味しいおかずの完成をひたすら想像し、頑張った。
茹でた後は、茹で汁につけたまま翌朝まで置いておくことに・・・・

さて、さて・・・翌日。
昼には、早速、タレに漬け込んだレバーとタマネギを炒めてみた。
前夜仕上げた豚骨の塩煮もさることながら
じじに「レバー美味しい?」ってしつこく聞くばば。
「美味しいよ!」とじじ。
ばばも、久しぶりに恐る恐る口に・・・
柔らかくて美味しい!
ニンニクや生姜もタップリ入れたから、あまり匂いも無い。
バクバク食べたよ。

そして、姉にもお裾分け〜
茹でたレバーも仲良く半分こ。
茹でたレバーはまだ食べてないけれど、
美味しいだろうなぁ・・・楽しみ、楽しみ。

それにしても不思議だね。
レバーなんて頭の片隅にさえ無かったのに
親友がレバーの話をした途端に、その直後、レバーをいただくなんて・・・
ばばはね、こんなに美味しいンだったら、今後はレバーを買って
定期的に炒めて食べようかな?と思い始めているよ〜。
貧血にも良いって言うしね、レバーは。
忘れかけていたレバーの美味しさを再認識させる動機付けをしてくれたSちゃん、
又、ドォ〜〜ンと生レバーをプレゼントして下さった精肉屋のご主人、
本当にありがとうございました!

 

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ばば
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