思いつきで動いたら・・・
8月12日(火)曇
スカッとしない天気だなぁ〜
頭からジリジリ焼かれるような暑さよりは凌ぎやすいかな?
明日は迎え盆。
昨日、昼4時前になって急に「実家のお墓掃除に行こう!」と思った。
ついでに、親戚のお姉さんにも久しぶりに会ってこよう。
実家のお墓に行く時は、ほぼ100%、姉と2人で行く。
姉が、今日は午前中病院へ行ったり
昼からも用事があるので、出来れば昨日中で
台風一過のお墓を掃除をしておきたかったのだ。
姉が家に寄るや「お墓掃除に行ってこようか?」と提案。
姉もすぐに賛成してくれ、そのままばばの車で出発〜
じじ宅のお墓は数日前、姉が綺麗に掃除してくれてあったので
実家のお墓だけ掃除すれば、お盆を迎えられる。
出発して、約10分位走ったら
目の前の空が霞んで見えた。
黄砂じゃないだろうし・・・・霧でも無さそう・・・・
と思っているうちに、ポツ、ポツ!
雨〜〜〜
走るほどに雨はひどくなり、ワイパーを最速で動かしても
前が霞んで見えなくなったので、最低速でノロノロ運転。
走りながら「お父さん、お母さん、お墓に着く頃には
カラッと晴れさせて下さい。でないと掃除が出来ません」と
声に出してお願いした。
実家集落近くになっても雨の勢いは衰えないので
お墓より先に、親戚のお姉さんの家へ。
少しだけ荷物を持って出ようと思ったが
傘をさしても荷物が濡れそうなので、10分ほど車の中で待機した。
少し雨が小降りになったので、傘をさしてお姉さん宅へ。
ところが、いくら声をかけても返事がない。
そっと覗くと、お姉さんは、お昼寝中みたい。
起こしてはいけないと思い、持っていたメモ帳に
ひと言書いて、姉とばばの名前を書いて帰ることに。。。。
車に戻り、雨も小降りになっているので、お墓へ直行。
お墓に着く頃には、ばばの願いが届いたかのように
カラッと晴れ上がった。
何だか、不思議な気分・・・・
きっと、天国でばばの両親や姉兄が
願いを聞いていてくれたのかな?
さささっと湯飲みや杯を洗い、水やお酒を入れ替え
お墓の回りを掃き清めた。
台風12号は、徳之島では、そんなに強くなかったので
お墓はほとんど汚れて無く、雑草も生えていなかった。
予定より早く作業を終え、帰路につき
途中、いつもの魚屋さんに寄ってお刺身を買った。
「雨凄かったですよね〜」とばばが言うと、
魚屋のお姉さんは「ここは、雨降らなかったよ。
パラッと、少しだけ降ったけどすぐに止んで、
洗濯物も干したままよ〜」と言う。
なるほど、言われて、よくよく周囲を見ても、雨の降った形跡さえない。
ばばの行く手を塞ぐように降った、あの雨は何だったの?
きっと「片降り」だったんだね。
ある一部の地域にだけ降る雨を、徳之島では「カタンブイ」って言うのよ。
家に帰って、じじにも土砂降りの雨のことを話したけど
全然、何事も無かったよ〜〜〜だって。
ある地点では.ピッカピカ晴れでも、ある地点では土砂降りってこと、時々ある。
土砂降りの雨が、お墓に着く頃、ピタッと止んでくれて助かったけど
あれは、きっとばばの願いを、天国にいる父や母が聞いてくれたのかなぁ・・・
と、神様を信じたいばばは勝手に思った。
ばばは、特定の宗教には全く関心が無いけれど
先祖様崇拝は、キチンとしようと思っているよ。
と言っても、特別なことをするわけでは無く
毎月1日、15日にはお墓参りをし、仏壇の水やお酒を替え
お線香を立ててお祈りをするの。
「ばば達家族を守って下さい」って。
何でもかんでも、お願いばかりするばばだけど、
ご先祖様は、いつもばばの願いを聞いててくれて
良い方へと、ばばの道を開いてくれる様な気がする。
これからも、ご先祖様を大事にしていこう・・・ばばが動ける限りは。