大きな感動をありがとう!
6月29日(日)曇時々小雨
今日は第27回トライアスロン大会。
天城のヨナマビーチを午前8時スイムでスタート。
その後、バイクで徳之島町から伊仙へ抜け、
その後ランで天城へ向かいゴールというコースだ。
ばば達は毎年、家の近くでバイクだ走り抜けるアスリート達を応援する。
例年、第一位の選手は午前9時ちょっと過ぎには通過するということで
9時前に家を出た。
じじはビデオ2台と、大きなカメラを準備した。
応援する場所へ行ってみるとチラホラ応援の人たちは集まっていた。
ボランティアで交通整理をする方や、警察官も立っていた。
今年の参加者は700名以上ということだった。
自動撮影出来るように1台のビデオを設置する場所を決め、
次にもう1台のビデオは、ばばに撮影しなさいとのじじからの指令。
ばばは、これまでの人生、自慢じゃないけどビデオ撮影なんてしたことがない。
ぶっつけ本番で出来るのかな?
そして、じじはいつもの大きなカメラを構え、いつアスリートが通過してもOK!
まず、9時20分位になって先導車が通過、
トップのアスリートが9時10分頃井之川中学校前を通過したと広報している。
今年は、少し遅れているようだ・・・
9時20分も大分過ぎてから、亀徳側から太鼓の音や
声援が聞こえだした!
おっ!トップアスリートが来た!
ばばも懸命にビデオをアスリートの方に向け構える。
あっと言う間にばばの前をバイクは走り去った。
ゼッケン11番だった。
数分後、2位の方が通過!
ゼッケン1番!
1って数字は縁起が良いのかな?
少しずつ時間が過ぎて、次々にアスリート達が近づいては通り過ぎて行く。
拍手もしたいし、声も出したいけれど
今日は撮影しなければならないので、ばばも超緊張。
リレーで参加している方々を除いても500名前後のアスリート達が
駆け抜けるんだろうな・・・・
撮影するじじとばばの周囲ではアスリートが走り抜ける度に
「頑張って〜」「頑張れ!」という声援の声が響き、太鼓の音も聞こえる。
ほぼ2100人位通り過ぎただろうか?
じじが「バッテリー切れだ!」って。
予備のバッテリーを忘れてしまい、カメラが使えない!
仕方がないので、ばばが撮影していたビデオをじじに委ねる。
ばばは、緊張して撮影していたせいか
右手指が変な具合に固まってしまい、なかなか元に戻らなくてビックリした。
両手が自由になったので、ばばも精一杯手を叩き声を出して応援したよ。
アスリートの方々は、ヘルメットをかぶっているし
前傾姿勢で走るので、なかなか顔が見えない。
ゼッケンを見ても、どなたなのか分からない。
でも、今回はじじの同級生のお嬢さんがバイクで出ると聞いていたので
その、Yちゃんだけは見逃すまいと目を凝らしていたが
気づいたのは、走り去った後。
残念〜。
その後も、じじの知人が通って、じじに合図したり
又、どなたかはっきり分からないけど、じじかばばに向かって
呼びかけた方がいた。
職場の名前がプリントされて黒っぽいTシャツを着用していたが、
じじの教え子だったのか?
ばばの教え子だったのか?
出場が分かっていたら・・・・ゼッケン番号が分かっていたら・・・・
もっともっと応援できたのにごめんね〜
アスリート達が通り過ぎる度に「頑張れ〜」と応援の声が飛ぶが
アスリート達は必死に頑張っている。
頑張っている人たちに「頑張れ〜」と声をかけるのは・・・等と要らぬ事を
チラッと考えたが、今日の場合「頑張れ〜」「頑張って〜」以外
声援の言葉が見つからなかった。
アスリートの中には、苦しい競技中でありながら、
沿道からの声援に「ありがとう」と声を出して応えたり
頭を軽く下げたり・・・・・
中には両手をハンドルから離して降りながら走るパフォーマンスをする人もいた。
真剣に一生懸命バイクを漕ぐ選手達を見ていると、
感動し、胸が熱くなった。
余裕綽々にみえる方、もう精一杯と見える方・・・・・・
真剣な競技の世界。
小さな離島、徳之島へ県内外、外国から700名以上の方々が来て下さった。
今や、6月最終日曜日のイベントとしてすっかり定着したトライアスロン大会。
27年前、この大会を徳之島に誘致して下さった、元天城町長の寿洋一郎さん。
ご本人も毎年参加されている。
凄い方だなぁと思う。
今回は寿さんのお姿を確認できなかったけど
きっと完走されたことだろう。
最終の走者が通過したのは11時少し前だった。
約2時間、たくさんの島民が、それぞれの応援箇所で
熱烈な声援を送ったことだろう。
そして、参加されたアスリートの皆さんから、
大きな大きな感動をもらった事だろう!
今日の徳之島は、カンカン照りでもなく、時折小雨はパラついたものの
競技にはうってつけの日和だったと思う。
又ひとつ、大きなイベントがが終わったなぁ・・・・・・
来年も、又たくさんのアスリートの皆さんが来島されると良いなぁ・・・・・・