袖を継ぎ足して・・・
6月26日(木)晴れ
気温30,7度、湿度69%。
蒸し暑くて、じっと座って居るだけでも汗ばむ。
ここ数日、雨で洗濯をしていなかったので
朝イチで洗濯機を回し、庭には洗濯物がいっぱい〜。
カラッと乾いてくれるかどうかが問題だけど・・・・
昨夕も、ばばは諸田池に野鳥の出欠点検に行ったよ。
放水器の天辺まで水没し、池の中に野鳥は見えず。
近くの松の木にシラサギが2羽、羽を休めていた。
天気が良くなれば、又、遠出でもしてみようかな?
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天気が崩れる前日、姉と色々お喋りした。
話はいつの間にか若かった頃の話になり・・・・
兄弟姉妹、みんな働き者だったけど、
ばばだけ怠け者だったよね〜とばば。
「そんな事なかったよ」って姉はフォーローしてくれたけど、これは事実。
だって、サボっていた、ばば本人が「怠け者」って言っているんだから。
刈り取った稲の脱穀の時とか、脱穀した籾を干す時とか
ばばはサボって屋上に逃げ出し、コンクリートの上で仰向けに寝ていた。
その報いが、色黒・・・・・・
紫外線浴びたいだけ浴びていたんだもの。
ばばの小・中学校時代なんて、日除けなんて考えることも無かった。
直射日光の中を走り回り、砂浜でも野山でもほとんど帽子なんか被らなかった。
今なら、保育園生から帽子の後ろの方に日除けのタレが付いているのにね。
紫外線の怖さを知っていたら、少しはケアしただろうけど
知識が皆無だったから仕方ないね。
そんな話をしながら、「ばばの小学校時代って制服があったっけ?」
という話になった。
姉が「私の時代にさえあったんだから、あなたの時代にはちゃんとあったよ」って。
小学生の時、自分が制服を着ていたかどうかさえ記憶していないばば。
7才上の姉が制服があったと言うんだから間違いないよね〜。
でもね、姉が言ったの。
「あなたが何年生の頃か忘れたけど、制服が小さくなったので
上着の袖を継ぎ足して長くしたことがあるよ。
カフスをほどいて取って、白い布を袖に継ぎ足して
又、カフスを付けたの」って。
え〜〜〜っ?
初めて知ったよ〜。
袖を継ぎ足した上着を着ていたなんて・・・・
でも、文句も言わず、ばばは着ていたんだって。
そんな時代だったんだ〜(って、何時代の人なの?ばばって)
みんな、みんな同じように貧しかったから
繕ったり、継ぎ足したりした服でも文句も言わなかったんだろうね。
それに、朝から晩まで一生懸命働く両親や、年の離れた姉兄を見ていたから
文句など言ったらいけないって思っていたのかも・・・・
我が家では、肌着も普段着も全て姉ふたりが手縫いで作ってくれてた。
散髪も、長姉がしてくれて、いつも前髪パッツンに
横は耳の下でカット。
少しでも前髪が目にかかっていたら母に叱られた。
だから、中学生になって友達が前髪を伸ばしピンで留めても
ばばは、小学生時代と同じような髪型。
「今は、勉強をする時で、お洒落は大人になってからいくらでも出来る」
っていうのが、母の持論だったの。
当時は、そんな母に反発もしたけど
今になって思えば、母が言った事の方が正論に思える。
制服の思い出はないけれど、体操服は小学生の頃から、ちゃんとあったよ。
白い上着に、肩紐付きの黒いチョウチンブルマ−。
時代は変わって、体にピタッとフィットするジャージー生地のブルマーになって
今は、小学生でも短パン。
今でも思うよ〜。
中学生の頃、体にピタッとフィットするブルマーを着るのはイヤだったなぁって。
高校まで、同じような体操着だったなぁ・・・
今の高校生達の制服って、お洒落だよね〜。
時代と共に、制服も変わったね〜
出来る時に、大いにお洒落も楽しまなくちゃいけないなって
今頃になって思う。
お洒落とかとは無縁のばばの青春時代だったけど
それなりに楽しいことも沢山たくさんあったし
我が青春に悔いは無しって、思っている。