無題
6月14日(土)雨
予報通りの雨。。。。
晴れも良し、曇も良し、雨も又良し。
毎日、ばばはコンビニの前を通って買い物に通う。
いつ通っても、コンビニ前には結構車が止まっている。
多い時は2列横隊で。
島にコンビニが出来て、何年くらいだろう?
10数年かな?
24時間営業のお店が島に出来るなんて、
20年前には考えもしなかった。
パンや菓子類、飲み物、お米、豆腐にデザート、総菜に雑誌・・・・
ちょっとした衣料品から生活雑貨まで買える。
ばば達利用者にとってはとてもありがたいけれど
お仕事とは言え、真夜中から早朝に勤務される店員さんは大変だろうな。
ばばの家からはスーパーもコンビニも郵便局も銀行も病院も
3分から10分もあれば行ける。
でも、ばばは自分の生活の便利さを思う時
実家集落の先輩の方々のことを思う。
70才、80才を超えて歩いて買い物に行く。
実家集落にも小さなお店はあるけれど、品数は極端に少ない。
だから、家具や衣料品、電化製品などの買い物となると
ばばの住む集落までバスを利用したり、
子供や、知人の車に乗せてもらったりして出てこなければならない。
バスの時間等を気にしいしい買い物をしなければならない。
島でも高齢化が進んでいる。
ますます「買い物困難者」が増えるだろうな・・・・・
最近は買った品物を宅配してくれるスーパーも出ては来たが
全島中に宅配するとなると又色々問題も生じるだろうし・・・・・
ばばが子供の頃は、醤油や塩などの調味料などは買うけれど
味噌は自家製だったし、黒糖も自家製。
肉も、お正月前に各家庭で豚を潰して色々な方法で保存し
鶏の自分の家で飼っていたし、野菜や米も自家製だった。
お店で何を買っていただろう・・・・と思い起こすと
家から瓶を持って行って、お酒や醤油を量り売りで買っていた。
豆腐も近所のお宅へザルを持って行って、できたてを買っていた。
魚は隣集落から叔母さん達が売りに来てくれた。
大きなタライに魚を入れて頭に乗せて
「イューコーインショラミィー(魚は要りませんか?)」と
独特な売り声で各家庭の庭先まで売りに来てくれた。
時代の移り変わりと同時に、島の人々の生活様式も大きく様変わりした。
色々な面で便利になった事は多いけれど
でも、無性に子供の頃の生活が懐かしく思えることがある。
昔のことを懐かしむって、自分が年とった証拠かなぁ・・・・
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今日は、朝9時過ぎにお隣さんから電話が。
ばば達の知人のお嬢さんが亡くなられたという。
まだ37才の若さで。
夕べが仮通夜だったそうだが、全く知らず
じじとも相談し、ふたりで自宅へ弔問してきた。
夜は斎場での本通夜で、又出かけたが
亡くなられたお嬢さんのご主人は、又ばばが知っている子で
幼い女の赤ちゃんを抱っこして玉串を捧げる姿に会場の方々ももらい泣き。
ばば達でさえ、胸が張り裂ける思いなのに
ご主人、ご両親やご兄弟、身内の方々の悲しみはいかばかりだろう?
明日、告別式に行って来ます。