降雪の後

2月9日(日)晴れ
昨日、終日降り続いた雪。
夜の内には止んだようだ。
今朝、戸を開けてベランダから覗くと
お隣ご近所の屋根が真っ白で、駐車場も雪で真っ白。
今朝は、自宅周辺道路の雪かきで
大変だったお宅も多かったはず。

昼から長女宅に行くことになったが
雪の積もった道、滑らずに歩けるかな?
長女からは「じじと、ばば、雪靴買った方が良いよ」と
次女にメールが入ったようだが、雪靴って何?
後何日しか東京にいないのに、
その間に又積もるほど雪が降るか分からないのに
近所に買えるお店も無さそうなのに・・・・
まぁ、何年か前に積雪の上を歩く時は
小さい歩幅でチョコチョコ歩けば良いって娘に言われた記憶が・・・
だから、内股で歩幅を狭くチョコチョコ歩いて行けば良いだろうと思った。

昼前になって、もう一度近所のお宅をみたら
まだまだ屋根には雪がいっぱい積もっていて
何か音が聞こえるので「何?」と思うと屋根から雪解けの水が
雨だれのようにポチャンポチャン落ちていた。
初めて見る情景。
何もかもが珍しい。

3時半になってやっと長女の家へ出発。
いつもなら駅まで歩いて電車で行くのだが

じじとばばに危ない雪道を歩かせたくないという次女の配慮で

今日はバスで行くことになった。

長女の家までは、バスを一回乗り継いで1時間以上かかった。
乗ったバスは、タイヤにチェーンを装備していて
走っている途中ガタンガタン音がするし、震動するし・・・・
バス停に止まって、再び発車しようとした時
タイヤが空回りしているようで、なかなか進めず
バックして、前進すると言うこともあった。
道路の両側には雪かきで積み上げられた雪が山を作っている。
屋根に雪を乗せたまま走っている車もある。
街路樹もクリスマスツリーのように雪を冠している。
バスを降りて、長女の家に歩いている途中
あちこちのお宅で雪だるまが作られ門に置かれていた。
ニンジンやブロッコリーを使って目やボタンにしている雪だるまもあった。
島では絶対に見ることの無い風景。
雪の積もった道は想像以上に歩きにくかったが
何とか滑らずに娘の家についた。
娘家族も朝から雪かきで大変な1日だったそうだ。
家の前の道路の雪かきをしないと歩くことができないし
車も通れないので、家族で力を合わせて雪かきをするのだそうだが
今日は日曜日で婿殿も休みだから娘宅も無事雪かきができたけど
平日だったら、家族早起きして総出で雪かきするのかなぁ・・・・
北国の豪雪地帯は本当に大変だなと改めて思った1日でもあった。

約1時間、娘宅で遊び、又バスを乗り継いで7時過ぎに帰って来た。
帰りのバスは、狭い路地を走ったので、
(都会のバスもこんな狭い道を走るんだ〜)とビックリした。
行きのバスよりも、ガッタンゴットン揺れ、チェーンを巻いたタイヤが
道路を接する音も大きかった。
まるで、何十年も前のまだ舗装されていない島の道を走っているようだった。

昨日から今日、滅多にできない体験ができた。
でも、ばばは思った。
やはり、ばばは島で暮らすのが一番合っているなぁ・・・と。
だって、雪かきとかとてもできそうに無いし
雪道を歩くなんて、とても、とても・・・・・

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ばば
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