カラス、嫌い!

1月11日(土)晴れ後曇り
今朝起きた時は「寒い!」と思ったけど
時間経過とともに暖かくなり、お日様も顔を出し
ポカポカ陽気で・・・と思っていたんだけど
昼過ぎから曇ってきて、今度は時間経過と富冷え込んで・・・・
この時期の天気って、こういうものだったのかなぁ・・・・

朝は陽気に背中を押されて・・・と言うより
あまりに良い天気だったので
ばばの「やる気スイッチ」が全開モードに。
まずは洗濯をして、昨日洗ってあった物は取り込んで畳み
その後は外仕事に・・・
庭の隅っこの小さな菜園の草や枯れ葉などを徹底的に取り除き
余分な木の枝はバッサバッサ切り落とし、
いくらでも仕事を続けたい気分。
濡れ縁の下も車庫も、綺麗に掃いて掃除完了!
綺麗になった菜園の空いている場所に
ニンニクを植えることにし、一片一片バラして
土に埋めていた。
と、ばばの右上の頭上で「カァ〜カァ〜」と甲高く、
バカでかいカラスの鳴き声が。
1羽では無く、複数羽が鳴きだして、うるさいったらありゃしない。
元々、ばばはカラスに対してあまり良い感情を持っていない。
何故だろう?と考えたら、子供の頃から
カラスは縁起が悪い鳥だと聞かされていたから・・・・
本当はカラスは頭も良い鳥らしいし
「七つの子」という童謡に歌われるカラスなんて
本当に可愛いのにね。
何故縁起が悪いかって・・・・・
ばばの実家集落では、「カラスが鳴けば人が死ぬ」と言われ
カラスは嫌われていた。
「海に向かって鳴けば、何とか、かんとか・・・・
山に向かって鳴けば何とか、かんとか・・・・・」とも聞いたことがある。
実際、ばばの父が亡くなった時は
ばばの家の後ろの方で沢山のカラスが
うるさいくらいに鳴いていたそうだ。
でも・・・カラスが鳴く度に人が亡くなるなんて事はないと
今なら思えるけど、子供の頃は本当に不気味だった。
今でも。多少は気になる・・・・・
だから、義父が入院していた頃、早朝家の近くでカラスが鳴くと
とても気になり、すぐ戸口に出て
どの方角に向いて鳴いているか確かめるばばだったよ。

ところで、今朝もやはり、ばばはカラスの声を聞いた時
先ず、どちらに向いているか気になり声の方に目を向けた。
カラスが留まっていたのは、お隣さんの屋根。
カラスは、ばばの家の方ではなく、海の方へ向いていた。
ホッとして、作業を続けようとした時、カラスが何か突いているのに気づいた。
大きな鶏肉・・・・もも肉に見えたけど・・・・をお隣さんの屋根の
尖っている部分に突き刺すような形で固定し
2羽のカラスが、その肉を挟んで突いたり、鳴いたりしていた。
2羽が交互に食べるのかと思いきや、
そうではなく、婆が見ている方に留まっているカラスのみが肉を突いている。
もう1羽は肉を見て鳴いているだけ。
更に、お隣さんの東となりの建物の屋上にもカラスが3羽留まって
肉を食べているカラスの方を向いて鳴いている。
ばばは、作業どころでは無くなった。
興味津々。
肉を巡って壮絶なバトルが始まるのかと思ったからだ。
でも・・・相変わらず1羽だけが肉を突き
傍らのカラスと、東隣の屋上のカラスは
「カァ〜カァ〜、カァ〜カァ」うるさく鳴くばかり。
「うるさい!」と思いながらも、いつバトルが始まるか
一瞬たりとも目が離せない・・・と思っていたその瞬間!
肝腎の肉が、地面に落ちちゃった。
さぁ〜どうする、カラスたち!
肉をさらうなら、今だぞ!
屋上のカラスたちよ。
初め肉を持っていたカラス、早く地上の肉を取らなきゃ
向かいのカラスたちに盗られてしまうぞ!
ばばは勝手に1人でストーリーを作り上げ、興奮している。
しか〜〜〜し、盛り上がったのはばばだけで
主役のカラスたちは、誰も肉を目がけて突撃する者も無く
ことさら甲高く、騒々しく鳴いたかと思ったら
あぁ〜〜〜っという間に海の方へ飛んで行っちゃった。
はぁ〜〜あ、あ。
せっかく、面白いストーリーを想像していたのに・・・・・
良くもばばの期待を裏切ってくれたな!
だから、カラスは嫌いって言ってるんだよ〜〜
分かったカァ〜!カラス!

それにしても・・・あの鶏肉、どこから盗んできたのだろう?
そして、お隣さんは裏庭に落ちた鶏肉に気づいて
何と思うだろう?
そちらの方へ興味が移ってしまったばば。
移り気だねぇ〜ばばは。

投稿者プロフィール

ばば
ばば
最新の投稿