見習わなくっちゃ
1月9日(木)曇時々小雨
昨日までとはうって変わり、徳之島も冬らしい天気。
空も重苦しい曇り空。
時折小雨もパラつく。
そんな中、ばばは・・・・・・
今日すべき仕事を4つメモ書きして、作業開始!
午前中で2つしか終われなかったから、ブログ書き上げたら
後ひと頑張りするよ〜
具体的にメモすると、仕事も捗るね。
さて・・・・・
作業中、急に昨年11月の旅行中の出来事を思い出した。
前日まで泊まっていたホテルから、別のホテルへ移ることになっていて
東京の地理など全く分からない姉とばばは、ちょっとドキドキ。
上手くたどり着けるかな・・・・と。
確か、駅から10分くらい歩けばホテルに着くとは分かっていたが
方向音痴のばば、どの方向へ行けば良いのか全く分からなかった。
でも、姉の手前、ばばがしっかりしなくちゃ。
改札口を出て、見当を付けた階段を下りた。
さぁ、ここで近くにいる方に教えてもらわなくちゃ。
最初、方向を間違えると大変なことになるから・・・・
恐る恐る、近くのお店に入りご主人らしき方に
泊まるホテルの名前を言って、方向を聞いてみた。
ご主人は「そのホテルならその前の横断歩道を渡り、
真っ直ぐ坂道を上っていけば良いですよ」と教えて下さった。
お礼を言って、横断歩道を渡り、振り返ってみると
ご主人は、お店の前に出て、ばば達が進む方向を指さし
「そのまま真っ直ぐ行きなさい」と声をかけて下さった。
少し歩いて、又振り返るとやはりご主人はばば達の方を向いて立っていた。
都会でむやみに色々聞くのはちょっと怖いとも思っていたが
お店のご主人の対応に、心が温かくなった。
ああいうご親切なご主人が経営されるお店、繁盛すると良いなぁ・・・・
今でも時々思い出す。
昨年末、あるお家へお歳暮を届けに行った。
ご両親はお留守で、高校2年生のT君だけが在宅。
玄関先で少し立ち話をし、品物置いて帰るばばに、
「ありがとうございました。お気を付けて」とばばの背中からT君が声をかけてくれた。
ばばが、車を止めてある場所へ向かいながら振り向くと
T君は深々と頭を下げていた。
そして、ばばが車に乗り込む時、もう1回振り向くと
T君は、まだ玄関先に立って、ばばを見送っていた。
ばばは、とても感心した。
高校2年生の男の子、T君の客を見送る態度に。
きっとT君は、ばばの車が発進するまで、玄関で見送ってくれていただろう。
このT君、電話の応対も素晴らしい。
T君より何倍も年上のばばだけど、
見習わなければならないことがたくさんあるような気がする。
このT君、ばばが単身赴任で行った先で
大変お世話になった方のお孫さん。
偶然にも、T君のお母さんとじじが親戚と言うことも、その時分かった。
当時、T君はまだ保育園生くらいだった。
お姉ちゃん2人とは一緒に学んだり遊んだりしたけれど
T君とはあまり関わりは無かった。
しかし、人の縁とは不思議な物で
ばばが徳之島へ戻って、しばらく経ってから
T君のお母さんのお仕事の関係で、
T君の家族は徳之島で生活することになった。
T君のお姉ちゃん2人も徳之島の高校を卒業し、T君も同じ高校の2年生。
来年は都会へ出て行く・・・・・
「あの時の、小さかった、あの男の子が・・・」と感慨深い物がある。
人と人との出会い、絆・縁とは、不思議な物ですね。