ばばだって、やればできる!
6月17日(月)晴れ
会う人、会う人、「夕べは物凄い豪雨だったね」って言うけど
ばばは全く覚えていませ〜ん。
雨の音なんか全然気づかなかったよ〜
どれだけ眠りが深かったのか・・・・・
雨に全然気づかなかったって言うと、
「あんな凄い雨だったのに???」ってビックリされた〜
ぐっすり寝るから、元気なんだね〜きっと。
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一辺が30センチちょっとくらい、長さが1メートルくらい、
重さはの100キロ前後?の角材、ばばが動かしたと言えば信じる?
この角材、じじが若い頃、どこかの浜で見つけて
担いできたと言うけれど・・・本当かな?
この角材、両親宅の外にある水道近くに置かれていた。
今日で、車庫の車止めも付けていただいて工事完了〜
工事の前は、高い脚立2つを開いて、そこに角材を渡して
車から下ろした物を置いたり、積み込む物を置いたりしていた。
工事の終わった車庫に脚立は置きたくないなぁ・・・と思っていたが
ふと、あの100キロ位の角材を置けば良いんじゃない?と夕べじじと話した。
そこで早速「やってやろうじゃない」と発奮したばば。
夕方4時頃、先ず角材を動かしてみた。
重〜〜い!!!
ビクともしない。
そこで腰を低くして、角材の下に両手を入れて
力一杯「ヨイショッ」と起こそうと試みた。
しかし、なかなか角材を立たせることが出来ず・・・・
それでも、何回も何回も試みていたら
数十回目かに、角材を立てることが出来た!
ヨッシャ〜〜〜次は、角材を1段高い所へ乗せなければならない。
仕方が無いので、移動させたい場所へ角材を押し倒した。
さぁ、これからが大変だ。
傾斜30度くらいの坂を移動させて車庫の中へ運び込まなければならない。
ところが、ところが・・・・・・
傾斜のある所に押し倒した角材は、どうしても動かすことが出来ないのだ。
仕方が無いので、ツルハシを打ち込んだら何とか動かせないかと試みたが・・・・
角材は硬すぎてツルハシを打ち込むことが出来ない。
おまけに、夕べの豪雨で角材は湿っている。
こうなれば、次は縄でくくって引っ張れば良いんじゃ無いか?と考えたが
縄でくくるためにも1歩を持ち上げなければならないが
コンクリートにピタッとくっついたようになった角材はウンともスンとも言わない。
おまけに、角材を押し倒した場所が、大工さん達の通り道。
このままでは大工さん達にも迷惑が掛かる。
じじがひとりで担いできた角材、ばばだって、ひとりで車庫まで動かしてやる〜〜
という気持ちだけで無意味な角材との戦いを続けるばば。
10回、15回、20回・・・・・
何とか持ち上げたいけれど、ビクともしない角材。
(このままでは腰を痛めるかも・・・)と思いながら
まずは、どうしても角材を起こす。
その後は、起こした角材を両手で支え、右手右足を一緒に出す方法で
少しずつ坂を上がる。
起こしさえしたら、何とかなるのになぁ。
でも、上り坂なので万が一、自分の方へ角材が倒れたら大変なことになる。
なんとしても怪我をしてはならない。
上り坂にある角材を、下から上に起こそうとしているからダメなのかも知れない。
そこで、逆転の発想で、角材を上から下へ起こすことにした。
すぐには出来なかったが、何回も繰り返すうちに何十回目かに
角材が立った。
サァ、これで作業の半分は終わったぞ。
この次は角材を両手で支え右手、右足を出して、次に左手、左足を繰り返す。
でも、ほんの数センチずつしか動かない。
だって、上りの坂道を動かすんだからね。
怪我をしないように、絶対自分の方に倒さないように・・・・・数センチずつ動かす。
どの位の時間が経ったか?
ほんの2メートルくらいの坂なのに、やっと、車庫の入り口まで角材を移動できたよ〜
ここまで来たら、もうばばの勝ちや〜〜〜
平になった分、思い角材も楽に動いているような気がする。
「ヨイショ」「ヨイショ」小さく声を出しながら車庫の出口側の壁まで動かしていく。
目的の地点に来たら、今度は角材を壁に沿って倒す。
これが又、難しいんだなぁ〜
何回かチャレンジして、何とか思う場所に上手く倒せたよ〜
その時の達成感と言ったら・・・・・
本当は、途中で諦めるか、じじを呼んで手伝って貰うかしようと思ったけど
諦めたら大工さん達の邪魔になるし、じじを呼んだらじじの仕事を中断させてしまうし
「何バカなことしてる」って言われるかもしれないから
やり始めたら絶対やり遂げなければならなかったんだ〜
大分時間を無駄にしたけど、でもやったよ〜
100キロ近い角材を押しながら上り坂を登るなんて・・・・・
一体、どんなメリットがあるんだろうね。
車の乗り降りの時に荷物を置くためだけなのにね。
ひと頑張りした後、今度は同じ高さのビールの空きケース2個持って来て
角材の横に並べ、その上に厚い板を置いて
ここにも荷物を置けるようにしたよ。
夕方、我が家に来た姉が「誰が角材お母さんの家から動かして来たの?」
と言うので「わ・た・し」と言ったけど、全然信じてくれなかったよ〜
じじも、今日は旧車庫から久しぶりに車を出してきて
自宅下の車庫に入れたけど、入り口の荷物置き台、
気づいたかなぁ〜気づいていないだろうなぁ〜
じじ〜、ばばだって、やる時は、やるでしょ。
ほめて、ほめて!
(又、バカなことして〜〜怪我でもしたらどうするんだ」って怒られるのがオチかな?