「島の先生」他

5月26日(日)曇時々雨
朝、電話がかかってきた。
先日、来島したじじ従兄弟のNちゃんからだった。
飛行機に乗るまでの時間、徳之島北半周をグルッと廻ったが
幸いなことに、畦プリンスビーチでアカショウビンに遭遇し
感動して帰ったNちゃん夫婦。
Nちゃんは、早速近くの図書館で野鳥図鑑を借りてきたって。
そしたら、その図鑑にはアカショウビンの写真はもちろん
付属のDVDには、アカショウビンの鳴き声が納められていて
その声をばば達にも聞かせたくてわざわざ電話してきてくれたのだ。
夕方の買い物途中などで、良く耳にするアカショウビンの声だが
電話を通じて聞くアカショウビンの声は又格別。
Nちゃんによれば、約1分間の鳴き声が納められているそうで
ご主人が帰宅したら、ご主人にも聞かせるって。

天候に恵まれたとは言いがたい今回の来島だったが
本当に印象深い2泊3日になったなぁ・・・と
じじとばばも喜んでいる。
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さて、夕べNHKで9時から「島の先生」というドラマがあったので
久しぶりに最後まで見た。
このドラマ、少し前から柿呂麻関係のブロガーさん達が
ブログでも紹介していたので、気になっていたのだ。
加計呂麻って、何処の学校が舞台だろう?
ばばが勤務していた学校も、ばばが徳之島に戻った後
留学生を受け入れていると聞いた。
もしかしたら・・・・という期待もあった。

懐かしい海上タクシーやフェリーなどを見ながら
見覚えのある方や、風景が出ないかな?とそちらに気を取られていた。
ドラマは、できの良い弟と比べられてばかりいる都会っ子の
中学生男子が、お母さんと共に
風光明媚な田舎の小さな学校へ来るところから始まる。
このお母さん、自分が悪いと分かっていながら
ついつい兄弟を比べて、お兄さんを叱ってばかりいる。
子供の教育に無関心な父親、兄を馬鹿にする弟、
悪いと分かっていながら兄弟を比べ、兄に辛く当たる母親・・・・
この親子を迎えた集落、学校の様子が第一話では放映された。
仲間由紀恵さん演じる女教師も、何か過去がありそう・・・・・
でも、体当たりで主人公の男子生徒と向き合っていた。
お母さんは、仲間由紀恵演じる女教師の行動に反発し
「こんな学校に子供を入れられない。」と言い放ち
息子は「この島で、この学校で変わりたい」と言ところで
第一話は終わった。
この後どのようなストーリー展開になるのか・・・・・
ドラマの現場はばばが生活した2つの集落ではなかったが
人情味溢れる島の人々の行動は同じで、
ばばも加計呂麻時代を思い出しながらドラマを見ていた。

加計呂麻の方々って、本当に人情深い。
何かあれば、集落中の方々が手伝って下さる。
ばばが単身赴任でお世話になった集落でお世話になった方々とは
今でもお付き合いが続いている。
単身赴任と言うことで、不安もいっぱいだったばばに
手作りのお総菜を届けて下さったり、畑で取れた野菜を下さったり
帰宅するばばに「お茶でも飲んでいかない?」と声をかけて下さったり・・・・
小さし集落だったからこそ出来たと思うが、婦人会活動とかも活発で
お祭りの準備や、ゴキブリ団子作り、お祭りの踊りの練習など
みんなで楽しくやっていて、ばばもずうっと参加していた。
楽しかったなぁ・・・・・
「是非、遊びにいらっしゃい」と声をかけていただきながら
なかなか行けない加計呂麻島。
ばばが島に帰ってから何名かのおじいちゃん、おばあちゃんが亡くなられた。
大分お世話に鳴ったのになぁ・・・・
もう一度、お話ししたかったのになぁ・・・・・

いつか、必ず行きたい島、加計呂麻島」。

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