姉が幼児誘拐?
4月26日(金)晴れ
朝起きたら、絶好の撮影日和。
又、あそこへ行きましょ、例の場所へ〜
そう、浅間干潟へ行って来ましたぁ〜
いつものように、ばば姉も誘って、3人でね。
じじのネット友達で、「野鳥の先生」Yさんから
干潟横の樹木などに珍しい鳥がいくつもいると
メールを頂いたので・・・・ワクワクしながら出かけたんだよ〜
撮影行も楽しかったけど、ちょっとしたハプニングがあったので
今日は、そのことを書くね。
実は、数日前、姉とふたりだけで干潟へ行ったことは書いたけど
その時、干潟沿いを走っていたらイソヒヨドリが
まるで、姉とばばを案内するかのように先へ先へ飛んで行き
付いて走っていたら、目の前からパァ〜〜ッとヤツガシラが飛び出して
今年初めてヤツガシラを見たのね。
そのヤツガシラの今日も会えると思っていたんだけど
じじ&ばば&姉は、なかなか巡り会えず・・・
昼食時、Yさんが「子供達の遊具のある近くへ
ヤツガシラは飛んで行きましたよ」と教えて下さったので
姉とふたりは、楽しそうに語らうYさんとじじを残し
「ヤツガシラ探し」に出発〜
B&Gの体育館横を歩いていると
保育園生かなぁ・・・女の子が3人来た。
3才くらいの子がひとりで、この子は歩いて
5才くらいの子ふたりは、自転車でばば達の方へ近づいてきた。
当然、自転車の子達はどんどん近づいてきて
ばば達の横を通り過ぎてどこかへ走り去った。
歩いてきていた女の子は・・
小走りに自転車のふたりを追いかけて歩いている。
ばばは(姉も同じ考えだったらしいが・・・)
近くの保育所の子供達が、お昼休み、先生と一緒に遊びに来たのかな?
位に思って.通り過ぎようとした。
でも、3人の他に先生も子供達もいない。
今日は平日だし・・・・・とは思ったが、
3人だけ何故ここに来たのか深くは考えなかった。
ばばが姉より数メートル先を歩いていたら
後ろの方から何か話しかけるような声が聞こえた。
振り返ってみると、姉が3才くらいのこと手を繋いで歩いて来る。
ばばが歩を緩めて待っていると、姉が「この子、おしっこしたいって」と言う。
姉は近くの体育館のトイレに連れて行こうとしたが
「そこのトイレでは無い、もっと向こうのトイレ」と、女の子が拒否したって。
「もっと向こう」と指さしたのは、東側の入り口近くのトイレ。
少し距離があるので、姉は「大丈夫かな?」と思ったらしいが
女の子が手を繋いだまま「あっちのトイレ」と主張するので
急ぎ足で入り口付近へ急いだ。
ばばは、ヤツガシラを探すべく子供達の遊具のある方へ歩いていた。
・・・と、後ろの方から「○○〜、○○〜」と呼ぶ女の子達の声。
さっき、自転車でばばの横を走り抜けた5才くらいの子、ふたりが
姉と手を繋いでトイレに向かう3才くらいの女の子を呼んでいるらしい。
何回も何回も名前を呼ばれても、3才くらいの子は振り向きもしない。
ふたりのこの声はますます大きくなる。
そして「おじさんと手を繋いでいるよ・・・」
「いや、おばさんだよ・・・」という声も聞こえる。
姉のいでたちは、黒いズボンに上は紺色のウインドブレーカー、
そして、ベージュの帽子。
見ようによっては、男の人に見えるかも知れない・・・・
ばばは、内心思った。
この子達は、きっと見知らぬおじさんかおばさんが
年下の友達を連れ去ろうとしていると思っているらしい・・・と。
ふたりの女の子が、年下の子の名前を呼ぶ声はますます大きくなって、
必死に自転車を漕ぎ、ばばの横を走って行った。
その頃、姉は入り口近くのトイレ前に女の子を連れて行こうとしたら
「ここのトイレでなくて、自分の家のトイレに行く〜」と女の子が言ったそうだ。
あねが「あばちゃん、あなたのお家知らないんだけど・・・」と言うと
「私の家はあっちだから、教える」と言う。
姉も困ってしまっていたら、5才くらいの女の子ふたりが
姉たちの横でキキ〜〜ッと自転車を止めた。
「おばちゃん、何処の人?」と聞くので
「おばちゃんは、何処何処という遠い所から来たのよ。
でも、この子がね、おしっこしたいって言うから
トイレのところへ連れて行こうとしたんだけど、お家のトイレに入りたいんだって。
でも、おばちゃん、この子のお家分からないんだけど、あなた達、分かる?」と聞くと
「知ってるよ.すぐそこ」と答えたそうだ。
姉が「じゃ、ふたりでお家へ連れて行ってくれる?」と言うと
「うんっ」と答え、3人は門から出てふたりは相変わらず自転車をギコギコ・・・
小さい女の子は、必死に自転車を追いかけて行った・・・・
と、こういう事があったの。
ばばが推測するに・・・・
あの3人の女の子は、きっと近くの保育所の子供達だと思う。
体操着の胸に、保育所名と名前を書いた名札を付けていたから。
きっと、お弁当を食べた後、年長さんの子が自転車に乗って
園外に出たのだと思う。
その後を、小さい子が追いかけて干潟横の施設まで来たのだろう・・・
それにしても・・・・保育士さん達は、3人が園外に出たのに気づかなかったのかな?
園の門が、きっと開いていたのでしょうね。
車の行き来もあるし、小さい子が全速力で自転車を漕いでいて
もし・・・・・と思うとちょっと恐いね。
気の毒なのは、姉。
トイレに行きたい子が自分から手を繋いできたので
善意でトイレまで連れて行ってあげようとしていたのに
年長の女の子ふたりから「誘拐犯」として見られてしまったようだからね。
ふたりの女の子も、自分たちだけが自転車でビュンビュン走り回っているうちに
小さい子が、何処の誰かしら無い人と手を繋いで歩いて行ったら
きっと(悪い人に連れて行かれる!)と思ったんだろうね。
ちょっと責任も感じたのかも知れないね。
大きな声で、名前を呼んだのは正解だったと思うけど・・・・・
近くに、ばば以外大人の人はいなかったし、ちょっとしたパニックになったのかな?
あの3才くらいの女の子、「おしっこしたい」と口では言いながら
「あのトイレはイヤ」「このトイレはイヤ」「お家のトイレに行く」って
本当におしっこしたかったのかな・
ばばは、女の子が結構な距離歩いているし、
途中おしっこを漏らしてしまうのでは・・と
いらぬ心配していたよ。
あの子、あの後、トイレに行ったのかなぁ???
やっと、小さい子から解放された姉に
「姉さん、あの大きい方のお姉ちゃんふたりは悪い人が
お友達さらって行ったと思ったみたいよ。
姉さんのこと、初めは、おじちゃんとか、男の人って言っていたよ」と言うと
姉も苦笑。
「人さらい」に間違えられたのは、姉も「人生初」だよね、きっと・・・・・