揺れ恐怖症、他
1月18日(金)曇時々小雨寒し!
「揺れ恐怖症」という病気があるらしい。
ばばも該当するかも・・・・
ブランコに乗るのが苦手。
子供がブランコに乗って前後に揺れているのを観るのもダメ。
ブランコが風で揺れているのを見ても気分が悪くなる。
こういうばばだけど,いつ頃から,こうなったのか?
子供の頃は,父が家の中にブランコを作ってくれ
喜んで乗っていた記憶がある。
また、父は庭にあった大きなガジュマルの木の枝にも
ブランコを作ってくれ、ばばは、しょっちゅう乗っていた。
子供の頃はどうも無かったのに・・・
大人になってから、それも30代頃から
「ブランコ恐怖症?」の症状が出始めた。
ばばは子供相手の仕事をしていて、
それもブランコ大好きな子供達が相手だったので
とても「きつい時期」もあった。
ブランコ大好きな子供達は,休み時間になると
競ってブランコに乗る。
ばばは、時には背中を押してあげたり
遊ぶ子供達を見守っていなければならない時期があった。
子供達は,「より大きく」揺れたくて「もっと強く押して〜」等と言う。
ばばは、もう目を瞑って背中を押してあげる。
目は瞑っていても「ギィ〜、ギィ〜」とブランコのきしむ音は聞こえる。
その音を聞いただけで,目眩がして気持ち悪くなり嘔吐しそうになる。
だも、子供の手前、そんなことは出来ず、じぃっと我慢する・・・・・
こんな状態が何十年も続いている。
退職して,「ブランコ乗り」から解放されたことは嬉しい。
でも・・どうして?自分がこのようなことになっているのかは
未だに原因が分からない。
小さい頃に,ブランコや同じような動きをする器具で遊んで
とても恐い思いをしたこと等が「トラウマ」となって
「揺れ恐怖症」になる事もあるらしいが、記憶には無い。
この病気のひどい人は海の波の揺れや
室内灯のヒモを見てさえ恐怖にとらわれるそうだ。
ばばの場合、幸いにも「ブランコ」の揺れを見た時が一番気持ち悪くなる。
有効な治療法は無いそうだが、
ばばの場合、ブランコのある場所にさえ行かなければ良い。
こんな事を考えながら台所に立っていて、ふと思い出したことがある。
ブランコに対する恐怖体験を!
数十年前の事になるが、放課後当時の職場で事故が起きた。
確か放課後だったと思うが・・・・
高学年の男子がブランコに乗って遊んでいた。
友達に背中を押してもらい「より高く」「より遠くへ」と
ブランコを揺らしていたいたS君が、ブランコから落下したのだ。
S君は意識を失い、救急車は当時無かったかも知れないが
誰かの車で町外の病院へ緊急搬送された。
病院へ行ってもしばらくは意識が戻らず、ばば達はとても心配した。
夜が明ける頃,S君は意識を取り戻したと連絡があった。
あの時の恐怖を,今でも忘れることが出来ない。
思いっきり高い所から地面に落下したS君。
立ち尽くす友達。
駆けつけた両親。
てきぱきと動く上司や関係職員。
恐々集まってくる子供達・・・・・
幸いなことに、S君は意識は回復してからは
順調に体調も良くなり、数週間の入院の後、
後遺症を残すこと無く退院できた。
そうだった・・・・
あんな恐いことがあったんだ・・・
もしかしたら?
ばばの「揺れ恐怖症」はあの事故が根本にあるのかも知れない・・・・
と、今日、ふと思ったばばだったが・・・・
この病が治ることがあるのだろうか?
チョッピリ不安にもなるばばだ。
最近は「揺れ恐怖症」よりも「狭所恐怖症」の方が気になる。
正月、沖縄へ旅行した時も着いた晩は
ツインの部屋が狭く感じられて
周囲から押しつぶされそうな気がしてとても恐かった。
又、病院へ義父を見舞いに行く時、エレベーターに乗ると
目的の階に着くまでドキドキする。
なんなら、エレベーターに乗らなければ良さそうなものだけど
どうしても階段を上がりたくない・・という時があって、
乗るには乗ったが、乗った直後から後悔・・・・・
階段上がれば,こんな思いしなくて良いのにねぇ・・・・
とにかく、原因は分からないけれど「苦手!」とか
「恐い!」と思う事で体調まで悪くなることがあるんだねぇ。
人間世界、ストレス無しで生きるなんて無理なこと。
もっともっと強くならなければ・・・ねっ、ばば。