東北からの贈り物
12月12日(水)晴れ時々曇
3日前、宮城県から贈り物が届いた。
送り主はAさん。
東日本大震災の被害者。
自宅もだいぶ被害を受けたそうで・・・・
そんなAさんから年末の贈り物。
頭が下がる。
去年もブログに書いたがAさんは、じじがバイクに熱中していた頃
バイクを譲っていただいたご縁で、未だに交流が続いているが
一度もお目にかかったことは無い。
年賀状のやりとり、たまに贈り物をしあう。。。。。そんなお付き合いだった。
ところが一昨年、奄美大島が豪雨災害に遭った時
ばば達も豪雨災害に巻き込まれたと思い
お見舞いの手紙と、東北の美味しいお米を送ってきて下さった。
ばばは、その時(人間って良いなぁ)とつくづく思った。
そして・・・昨年の大震災。
気にはなりながらばば達はヤキモキしていた。
震災から数日後、Aさんは「僕たちは元気です」と
特設電話からわざわざ電話を下さった。
今度は私達がご恩返しをする番・・・と思い
お米等を少し送った。
その後お手紙を出したりしていたが、
去年の暮れにAさんから贈り物が届き、びっくりした。
お礼の電話をしたばばにAさんは、「全国の多くの方々が
自分たちを見守っていてくれると思うと勇気や元気が出てくる」・・と話された。
テレビ等で東日本の復興の様子を見るにつけ
Aさんご家族のことが気になった。
元通りの生活を送れる日が来るのだろうか?
東北と徳之島・・・・・
東北・・と言えば、じじとばばにとっては、すぐにAさんが浮かぶ。
Aさんにとっても鹿児島・徳之島と言えば
じじとばばのことが思い浮かぶに違いない。
そんなAさんから今年も贈り物が届いた。
ばばも、寒い東北へ何か温かくて美味しい物を・・・
と手配していた矢先に。。。。
Aさんからの贈り物は翌日も届いた。
ばばは、贈り物をいただいた日にお礼状を書き、
翌日に投函したら、その日の夕方、又贈り物が届いたのだ。
まさか、2日続けて贈り物が届くとは思いもせず、びっくりした。
日々、不自由な生活の中で、遠く離れたじじとばばのことを
気にかけていただき、申し訳なくもあり感謝の気持ちでいっぱいだった。
その夜、じじがお礼の電話をしたら
たまたまAさんはご不在だったのか奥様が出られたそうで
Aさんと話すことは出来なかった。
人と人の繋がりっていいものですね。
じじが「東北の方って人情が厚いね」とよく言うが
顔も知らない人同士でも、お互いに思い合う気持ちがあれば
心はちゃんと伝わるんですよね。
いつかはAさんとお会いできる日が来るのかなぁ。。。。