悲しいね
12月3日(月)晴れ
朝、室温が21度だったのに、夕方の今が24度。
21度あった時は暑くて、薄手のTシャツを着ていたが
今は冬用の上着を着てもまだ寒い。
24度で「寒い」なんて言っていたら北国の人達、
呆れかえってしまうかもね。
午前中は、古家を解体して作った畑の周囲に
姉とふたりで張った網が3度の台風で悉く吹き倒されていたので、
支柱と網を撤去してきた。
せっかく畑を作ったものの、現在ばばは全く関わっていない。
畑の周辺は雑草がボウボウ生えていて腹が立った。
畑を使う人達は、もう少し綺麗に管理して欲しいなぁ。
昼からは病院へ行って薬を貰ったり、ドックの申し込みをしてきた。
帰宅すると、町の広報誌が配布されていた。
毎月、月初めに先月号が配布される。
広報誌と共に警察署からのお願いなどのチラシも入っている。
何気なく読んでいると、「キビ盗難発生!」と言う見出しが!
一瞬目を疑ったが、やはり「キビ盗難発生!」と書いてある。
今年は相次ぐ台風襲来などで、
年内に製糖はないかも知れないと聞いて心を痛めていたばばだが。。。。。
記事内容を読むと「11月24日頃、ある集落で大切に育てられていたサトウキビが
無断で刈り取られ、盗まれる盗難事件が発生しました」と書かれ
「警察も見回りを強化しますが・・・」と続いている。
今の時期、誰が何のためにサトウキビを盗むの?
農家にとって大事な収入源のサトウキビ。
被害農家の落胆と悲しみは計り知れないね。
以前は、収穫間近のタンカン等が
大量に盗まれたと聞いたことがあったけれど
よそ様の作物を平気で盗む人がいるって悲しいね。
ばばの実家のミカンが盗まれた時は、盗んだ人が憎くてたまらなかった。
そして、悲しくて悔しかった。
別に手入れをしているわけでもないけれど
やはり、「ミカンの季節」に実家へ行き、
子供の頃から食べていたミカンを自分の手で千切って食べると
亡き両親や姉兄のこと、幼かった日々のこと等々が思い出され
「大好きなミカンを食べる喜び」と共に「心が洗われる」・・・
そんな実家のミカンなのよね。
サトウキビやタンカンも収入の糧としてだけでなく
作っている人達の色々な思いが込められていると思うの。
機械化されたとは言え、農業は大変な重労働。
ましてや「完熟」を待ち、「製糖」を待つ農家の方々の思いは
ばばが実家のミカンを盗まれた悔しさや憤りとは比べものにならないと思う。
これ以上、卑劣な農作物盗難が起きて欲しくないと願う。
農作物だけでなく、「よそ様の物を盗る」という事件が起きて欲しくないと願う。