15分くらいの間の出来事
6月11日(月)雨模様
昨日も,1日中スッキリしない天気だったが
昼過ぎ、雨が止んだので玄関先の鉢物の花がら摘みをしていたら
「あんた、おしこっ漏らしたの?」という声が聞こえた。
家の前の道路を見ると、2才くらいかなあ・・女の子が下半身裸でいて
その子に中学生らしき女の子ふたりが話しかけていた。
よく見ると、その子のパンツと短パン?は道路に脱ぎ捨てられていた。
お姉ちゃんふたりが「お家帰ってパンツはいておいで」と言っている。
どうするのかな?と思いながら見ていたら
脱ぎ捨てた服はそのまま家の方に走って行った女の子。
ほどなく「こんにちは〜〜こんにちは〜〜」という声が聞こえた。
自分の家の玄関先で言っているのかな?
と思いながら,作業をしていたばば。
下半身裸のまま戻って行った女の子。
もし、お母さんが在宅なら叱られるかなぁ・・・
等と女の子のことが気になった。
道路を見ると、中学生らしき女の子の二人連れはもういなかった。
ほどなく女の子は又下半身裸のまま戻ってきた。
そして、道路に脱ぎ捨てた服を持って又家の方へ走っていった。
しばらくすると、今度はちゃんと洋服を着替えて又出てきた女の子。
そして、自動販売機へチャリ〜〜ン、チャリ〜〜ンと硬貨を入れる音が。
えっ?こんな小さい子が販売機で何を買うの?
と思っていたら、女の子はある飲み物を買うべくボタンを押そうとしているが
身長が低く過ぎて、そのボタンまで手が届かない。
女の子の手がかろうじて届きそうなのは500mlのお茶のペットボトルだけど・・・
販売機は道路から一段高い場所に置かれている。
道路にはブロックが1個置かれていて、それを踏み台に
女の子は精一杯背伸びまでしてボタンを押そうとしているが、残念!
そこで女の子は,一段高くなっている所までよじ登った。
そして再びボタンを押そうとしているが
今度はそのボタンまで距離があり過ぎて、やはり押すことが出来ない。
その場所からだと、缶入りのコーラかコーヒーを買いたいのかな?
まさか?2才くらいの子が???
ばばは、その子の行動を見ていたが
精一杯背伸びして、爪先立って、販売機にへばり付くような格好で頑張っても
どのボタンにも手が届かなくて、ついに諦めたのか
女の子は又家の方に走って行った。
今度は「おおやさぁ〜〜ん」「おおやさぁ〜〜ん」と呼んでいる。
「おおやさん?」
しばらくその子の姿は見えなくなったが、数分すると今度は
草抜きをする、おおやのお婆ちゃんの横にちょこんと座っている。
「飛び出したら危ないよ」「車が来るから恐いよ」等とおばあちゃんは言っている。
この子のお母さんは家にいないのかなぁ?
それにしても、さっき女の子が入れた硬貨はまだ自販機の中だけど・・・
もし、誰か他にお客さんが来たら・・・等とばばは要らぬ心配をしてしまう。
おおやのおばあちゃんの横にしばらく座っていた女の子。
・・と、そこへこの子のお母さんらしき若い女の子が
まだ1才になっていないくらいの男の子を抱いて道路を横切っていった。
女の子は、「オレンジジュース、オレンジジュース」と叫びだした。
お母さんは「もぅ〜〜○○(女の子の名前?は〜)とヒステリックに言っている。
「あんた、お金は?・・」とも。
男の子を抱いたまま家の方に行ったお母さん。
またしばらくして戻って来た。
そして、自販機の返金ボタンを押してお金を取り出した。
そして、もう一度入れ直すと女の子は一段高い所に上って
お母さんに後ろから支えてもらいながら「オレンジジュース」のボタンを押し
無事、ゴト〜〜〜ンと取り出し口にジュースは落ちてきた。
女の子はジュースを取り出すと、スキップするように家の方へ走っていった。
その後、弟も同じくオレンジジュースが欲しかったのだろう、
お母さんに抱っこされたままオレンジジュースのボタンを押した。
取り出し口に落ちたジュースをお母さんが取り出して
男の子に渡し、家に帰っていた。
下半身裸の女の子と女子中学生の会話を聞いて
女の子がオレンジジュースを買うまで、10〜15分だったと思うけど・・・・・・
ばばには、色々考えさせられる時間と場面だった。
うぅ〜〜〜ん・・・・・・・