後にも先にも1回だけ

5月17日(木)曇り後晴れ
「母の日」から4日たった今日、
奇しくも娘達からプレゼントが届いた。
長女からは、連休中に旅行した地のお菓子や
素敵な一筆箋・財布兼カード入れ等で
感謝の気持ちを綴った手紙が入っていた。
その手紙には「○○はお母さん使って下さい。
○○はおばちゃんと二人で好きなもの選んでね。
飴玉はおとうさんにへ、お菓子はおばあちゃんや、
おばちゃん、みんなで食べてね。」と書いてある。
夕方、姉が遊びに来たので二つあるものは姉に好きなものを選んでもらった。
姉は、いつも「母」であるばば以上に我が家の三姉妹のことをしてくれる。
だから、娘達がばばと同じように
姉の分もプレゼントを贈ってくれたのが、とても嬉しかった。
プレゼントを分けながらじじに「飴玉はじじにだって」と手渡した。
お菓子は・・・・いざ分配となった時、
じじが「お父さんを除いてみんなで食べて下さいとは書いてないだろう」
と言うので大笑い。
勿論!そんな意地悪なこと書くような娘じゃありませんよ〜〜〜。
義母・じじ・姉・ばば4名で仲良く分けました。
義母とじじには多めにね。
そしたら、じじが飴玉を「姉さんと二人に」って
1個ずつくれたよ。
そして「もう1個ずつあげようか?」って言ったけど
「だって〜飴玉はお父さんにって書いてあるから、もう良いよ」って
ちゃんと断ったよ〜。
じじ、低血糖になりそうな時、
娘の愛情タップリこもった飴玉をすぐ口に入れて下さいよ〜。
ハナさん、指示通りちゃんとみんなでありがたくいただきましたからね〜。

次女・三女からはパキラとプリザーブドフラワー。
「お母さんにはパキラ、おばちゃんにはプリザーブドフラワー」とのこと。
パキラは変わった形のガラス容器に植えられているんだけど
普通の土ではなく、赤・黒・白の砂?が何層かになっているよ。
パキラの右横には可愛いカエルさん、左側には小鳥さんも居るよ。
「お母さん、カエルさんや、小鳥さんと戯れてね」だって。
カエルさんグッズ、だぁいすき!
今でも花を見て、ボォ〜〜〜っとしているのが好きなばばだから
これからは草花見て「ボォ〜〜」
パキラ見て「ボォ〜〜」
ますます他人から見たら怪しいばばになるかな?
現在、ばばは「草花育て1年生」だけど、パキラうまく育てられるかな?
ついつい可愛がりすぎて「根腐れ」させないように気をつけなくちゃ!
ミーさん、ピカさん、次あなたたちが帰省する時まで
きちんと育てるからね〜。
パキラって、どんどん大きくなるよね。
屋根より高くなったら、どうしようかな?

我が娘達は、毎年「母の日」にプレゼントをくれたり
メッセージを送ってくれたりするけれど、
ばばは「母の日」って言っても
自分の母を喜ばせてあげることをしただろうか?と未だに反省している。
離れて暮らしていた時は照れくさくて「ありがとう!」なんて言えずに
「うちのパパママ世界一。大好きだよ!いつまでもお元気で」
と電報を打ったことがあった。
もう、何十年も前のことだよ。
当時、ばばは携帯電話も持ってなくて、
電話をかけるのに近くの店まで行って、お店の電話を借りてかけていたから・・・・
他人に聞かれながらの電話より、電報でと。

「母の日」なのに・・・「パパ・ママ」かぁ???
普段・・というか?「パパ・ママ」なんて一度も言ったことも無いのに・・・・
後にも先にも、あの電文でだけ「パパ・ママ」って書いたよ。
照れ隠しだったんだよなぁ・・・

娘達からのプレゼントが届いた後
ばばが「私は親を喜ばすことが出来ただろうか?」とじじに言うと
「毎週末、子供達を連れて遊びに行っていた、あれが1番の親孝行だよ」って。
そうだね、子供より可愛いと言う孫を毎週実家へ連れて行って
じいちゃん、ばあちゃんと遊ばせていたものね。
明治生まれのじいちゃん、ばあちゃんから
いろいろな昔話を聞かせてもらったり、
ばあちゃんの手作り「アンバソーメン」を食べさせてもらったり
じいちゃんの器用な工作品を見せてもらったりしたよね。
物やお金じゃないよね。
親を喜ばせたいと思う子供の気持ちを親はきっと分かってくれていたと思う。
その点から言えば、親孝行は出来たかなぁ・・・
これも、理解あるじじのおかげだけど。

毎週末必ず、ばば姉母子も一緒に2家族でばばの実家に行って
両親と話しながら夕食を食べて9時前後に帰って来てたよね。
だから、我が家の三姉妹も姉の子達も、
実家のじいちゃん・ばあちゃんだぁいすきだったよね。
「母の日」「父の日」だからと「その日だけ」特別なことをしなくても
普段から「母」「父」を大事にし、交流を密にしていることが
1番の親孝行だとばばは思うよ。

 


 

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