ついに挙動不審者に?

4月1日(日)晴れ
爽やかな天気でした〜。

ついに挙動不審人物に・・・
誰が、挙動不審?
はぁ〜い、ばばで〜す。

実はね、ばば数日前から友人に頼まれて
パソコンでちょっとした書類?を作っていたの。
出来上がるまでに何回か話し合って、友人の納得のいくような物を・・・
と言うわけで、書類を作っては友人宅へ行き、話し合って又改善する・・・
というようなことをしていたんだけど、今日で完了!
友人も、ばばが作ってくれた物をとても喜んでくれて嬉しかった〜。

友人宅は、歩いて行ってもほんの10分で行けるんだけど
色々忙しいから、ついつい車を出してしまう。
車を出して良いのは、用事を済ませた後、近辺を走り回れること。
ばばが必ず行くのは、南区の丹向川の川尻と亀津漁港の舟溜まり近く。
おしゃれな場所でもないのに、何で真っ昼間、そんな場所へって?
これも全て「じじのせい」なんです。
じじが、何の期待もせず行った先述の2つの場所で
珍しい鳥を写して来たから、ばばも自分の目で確かめたくてね。
えっ?ばば、いつからそんなに鳥に興味をもつようになったの?
はい、コレも全て「じじに洗脳された」からなんです。
出かけたついでに、じじが珍鳥を撮った場所へ、いつしかしぜんに足が向いてしまうの。
川尻当たりではね、木でハシゴ状に作った四角い物があるんだけど
それをよじ登って、コンクリートの防波堤に上り
双眼鏡で周囲180度くらい、くまなく見回して鳥がいないか見るの。
ばばに見える鳥と言えば、クロサギ・鵜・チュウサギくらいだけどね。

昨日は小雨も降り、風も強い中、漁港の舟溜まりの急勾配のハシゴをよじ登って
左手で体を支えながら、右手で双眼鏡を持って左右を見回していたの。
そしたらね、水中から20センチほどの大きな魚が
5,60センチぐらいジャンプしながら、どんどん沖の方へ進んでいくの。
ふと、目の前の水中を見たら、木の枝のような物が見えたんだけど
何と、その物体が動き出してビックリ。
木の枝状の物は大きな亀だったのよ〜。
カメラ持ってこなかったことを悔やんだねぇ・・・・
また、大きな黒い鳥が沖の方に留まっていて、
水中に入ったりコンクリートの上に上がったりしていたんだけど
突然水中に潜ったかと思うと、しばらく潜水を続け
水から上がったと思ったらバタバタバタと両翼を震わせて羽の水を振り落とし
更には、羽を大きく広げたまま風が吹いてくる方に向かって羽を乾かしているの。
見ているうちに、楽しくなってきて、ばばは見とれていたよ。
すると、ばばの背後で声がして、70代くらいのおじちゃんが
「良いかね?」って言うの。
何が「良いかね?」か分からないけど、「ハイ」と答えたら
ばばが立っている幅60センチぐらいの鉄製のハシゴを登って良いかねということらしい。
ばばが「ハイ」と言ったものだから、おじちゃんは「ヒョイヒョイヒョイ」と
いとも身軽にばばの立っているハシゴを登って、防波堤の上に立ったよ。
その時、手にサンドイッチのような物を入れたビニル袋を持っていたから
ばばは(防波堤の上でおやつかな?)と思ったんだけど、
そうではなかったみたい。
おじちゃんったら、手に持ったビニル袋をそのまま海中に投げ込んだんだよ。
何で?
もし、魚の餌ならビニル袋の中身だけ投げれば良いのに
ビニル袋毎投げ込んだのには、ばばには分からない理由があったんだろうか?
今でも、ばばにはその理由は分からないんだけど。
ビニル袋は、ゴミだよね・・・・
ビニル袋を投げ込んだ後、おじちゃんは又急勾配にもかかわらず
「トントントン」と身軽にばばの横を駆け下りていったよ。
凄いなぁ・・・このおじちゃん何者?
70代はとうに超しているようだったけど、その身軽さにばばはただ唖然呆然。
おじちゃんが去った後、ハシゴを独占して又双眼鏡を覗いていると
今度は嘴の長〜〜〜い、鳥が3羽。
餌を探し求めて水中を移動している。
じじに電話したけど「オオソリハシシギだよ」って、
大してビックリもしてないし、興味も無いみたい。
もう、何回か撮っているからね・・・無理もないか?
目の前に「ヘラサギ」でもいたら何はさておいてもすっ飛んで来るだろうけどね。

ばばはね、本当は自分の目で「ツクシガモ」を見たくて
護岸や防波堤によじ登っているんだけど、
きっとばばの横を通り過ぎる人は
「何だ!あの、ばあちゃん」って思ってるだろうね。
本当は、ハシゴを登るのも怖いし、不審者に思われるかもしれないけど
少々雨が降ろうと風が吹こうと、暑かろうと寒かろうと
ばばの「双眼鏡片手にハシゴよじ登り」は続きそう・・・・

何でこんな行動をするかって?
それはもう、珍しい鳥を見つけてじじを喜ばしたい一心からだよ〜。
数年前まで鳥など全く、針の穴ほども興味が無かったばばなのに
何でここまで鳥を追いかけ回したくなるんだろう?
「それも、これも全てじじのせい!」以外、誰のせいでもない。
「善し悪し」は別として、ばばは本当にじじに洗脳されてしまったらしい。

いつか、「海岸のハシゴをへっぴり腰でよじ登る変なばあさん」として
ばばが「有名?」になる日は、そう遠くはないかもしれない。


 

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