「あげる・・」、「売って下さい」

1月30日(月)小雨時々曇り
徳之島の県道沿いや、民家の角などに
無人販売所があり、季節の野菜や果物が
ほぼ100円均一で買える。
消費者にとっては嬉しい!!!
有人市場も数カ所あるが、こちらでも同じように
地元の産物を安くで購入できるので、
ばばは通りかかる時には、よく利用する。

さてさて、ばばが「ミカン星人」と名乗りたいほど
ミカン大好きということは、これまでも何回か書いた。
しかし・・・今年は相次いだ早期台風や日照不足などでミカンが不作でねぇ。
ばばも、徳之島産のミカンをほとんど食べていないの。
買おうにも、品物がないので買えないのね。

ところが、ところが・・・
1月になって、ある民家の角を通るたびに
小さな無人販売所が気になって仕方がなかった。
綺麗に色づいた大きなミカンが6,7個入って300円と書かれている。
車で通ることが多かったせいか、いつも気にはなりながら
素通りしていたが、4日ほど前、思い切って車を止め
ミカンに近づいてみた。
形状はまるでポンカンだ。
(時季外れで、スカスカかなぁ・・・)と
期待しないで3袋買って帰った。
家に帰って、袋を開けミカンを取り出してみると
大きくて、綺麗なオレンジ色で、ツヤッツヤ。
どのくらい大きいかと言うとね、大人の男性の握り拳くらい。
剥いてみると・・・・オ〜〜〜オオッ、感動!
何とみずみずしくて、甘く、果汁の多いこと!。
ばばは、すぐに後悔したね。
だって、ミカンの袋は10個以上あったけど、
ばばは3個しか買わなかったからね。

・・・で、今日、夕方もう一回他の買い物ついでにミカンも買おうと・・・。
先日の無人市場に行ったら、ガガァ〜〜〜ン!!!
1袋もない!残念〜〜〜〜。
たまたま近くにトラックが止まっていて、おじちゃんが下りてきたので
「この無人市場のミカンは、おじさんが出しているのですか?
数日前、買ってとても美味しかったので、今日も来たのですが・・・」と言うと
「ミカンは、昨日で全部売り切れてしまって、今年はもうないねぇ」という答え。
そして、おじさんは自分のトラックの所へ行き
レジ袋に入った何かを持ってきて「これあげる」と
ばばの車の助手席に置いた。
えっ?初対面なのにぃ〜〜どうしよう???
中身は、すぐに分かった。袋から透けて見えたからね。
自家栽培らしい、椎茸だったよ。
それにしても、自分のミカンを買いに来た初対面の人に
採れたての椎茸を袋一杯ドォ〜〜〜ンとくれる?
ビックリしたばばは、慌てて、
「じゃ、椎茸売って下さい!」と言って、車から下りて
おじさんにお金を渡そうとしたら、「お金はいらないよ」って。
でも、ばばだって困るよねぇ〜。
初対面のおじさんから、貴重な生椎茸どっさりいただいてしまったら・・・・
「お金はいらない」と言う、おじさんと
「売って下さいと」言うばば。
しばらくしたら、おじさんが「お金払うんだったら、じゃいいよ」って
ばばの車から椎茸、取ったよ。

んんん〜〜〜、何だかなぁ・・・
おじさんの行為を素直に受けるべきだったのか?
「あげる」と言うのを「買おうとした」ばばが悪かったのか?

しばらくは、悩みに悩んだばばだったよ。

こんな場合、どうしたら良いんだろう???

 

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