ドキドキ再検査
9月26日(月)曇り時々小雨
一月前、心臓のエコー検査を予約してあったので
検査は10時からだったけど9時半に家を出た。
週明けだったせいか、待合室は座る席も無いほど込んでいた。
受付に予約票と診察券を出して、ずぅっと奥へ進むと
席が空いていたので座って待っていた。
ばばは、どういうわけか?町の検診で心電図の再検査を・・
と言う結果が続いている。
日常生活で、何にも感じることは無いけれど
検診で引っかかってしまうと気になり
すぐに再検査を受けることにしている。
今年なんか、町の検診ではばばが心電図の検査をしている時
急に停電になって、ドキッとした。
停電した瞬間(あ〜あ、今年もきっと再検査だ〜)と思っていたら
案の定・・・結果は要精密検査ってさ。
心電図検査の前に血圧を測り、又外で待つことしばし。
10時少し過ぎて名前が呼ばれたので、検査室に入った。
検査技師さんが、カーテンで区切られたベッドに「寝て下さい」
と言うので、一瞬、心電図って上着を脱ぐんだったかな?
と思い、上着を脱いでベッドに寝ていると
カーテンを開けた技師さんが
「上着を着て下さい。運動もしてもらいますので」と。
きゃー恥ずかしい!。
上着脱がなくても良かったんだ〜。
糊みたいなのをペタペタ胸と手首と足首につけ
何か器具を付け、技師さんはばばの心臓の周りを検査しながら
ひたすらパソコン?画面を見、マウスをカチッ、カチッとクリックする。
本当に、「まな板の上の鯉」状態ってこういうことを言うんだろうね。
しばらくして「良いですよ〜」と言うので
急いでティッシュで糊を拭きベッドから下りると
「今度は運動してもらいます」と言う。
目の前には踏み台昇降の時に使うような階段が置かれ
「はいっ、昇り降りして下さい」って。
言われるままに階段を2段昇って、1段向こう側へ降りて
向きを変えて反対側から同じ動作をする。
速くしなくちゃいけないのかと思って、
降りた途端、クルッと方向変換をして運動を続けていたのだが
何だか目が回りそうで気持ち悪くなってきた。
技師さんが、リズムを取ってそれに合わせるでもなく、
技師さんはパソコンに向かったまま。
速さは関係ないのかな?と思って、
最初よりスピードを落として延々と同じ動作を続けた。
(一体、何回昇り降りするんだろう)と思った。
こんな運動、普段はしないので何だか足がガクガクしてきたぞ〜。
「良いですっ!」と技師さんが言ったと思って
台の上で止まったら、「まだですよ。そのまま続けて下さい」って。
ふぅ〜〜〜、でも、もうゴールは近いぞ・・・と頑張り続けたよ。
「はい、止めぇ〜〜〜」と言う技師さんの言葉が嬉しかったなぁ・・・
その後、今度は違うベッドに寝かされ
体も横向きにして、初めと同じような器具と糊を付けられて、検査。
うぅ〜〜ん、町の検診の時よりだいぶ時間がかかるなぁ・・・・
何か異常があったのではないかなぁ・・・・
待て待て、いらんこと考えたら心臓がバクバクして
変な結果が出るかも・・・等と色々考えるばば。
いらないことを考えたらいけないと思い、
実家集落のお気に入りの光景を思い出したり
玄関に咲いているグリーンのミニバラのことを考えたりしていた。
「はい、終わりましたよ〜」と言われホッとした。
その後、待合室へ行き先生から名前を呼ばれるまでひたすら待つ。
受付番号は42番だけど、検査があったので後回しになるかも知れないな・・
と思い、本棚から雑誌を出して読みながら待っていたら
11時30分くらいになって、やっと名前が呼ばれ診察室に入った。
(検査結果が気になる・・・)
先生の顔をじぃっと見守る。
「少しだけ、左心室肥大がありますが今すぐ、どう、こうという心配はありません。
運動前と、運動後の心電図の図形が変わっていたら問題ですけど、
ばばちゃん、大丈夫ですよ」って。
やったぁ!!!!
先生の一言で、目の前がパァ〜〜ッと明るくなった。
その後、又30分以上待って会計を済ませ
調剤薬局へ行って薬をもらい、家に帰ったら12時25分になっていた。
午前中、何もできなかったけど
何はともあれ、心に引っかかっていた物が取り払われた感じ。
良かった、良かった。
人間、何と言っても健康が一番ですかね。
じじとばばが健康でいることが、一番の「親孝行」であり、「子供孝行」だと思うから
これからも、じじとばば健康管理をしっかりしていこうね。