春の珍味、ネィブル
☆☆☆ ↑ 上のテーマ(題名)をクリックしてテーマのすべてを表示させてからご覧下さい。
4月10日(日)曇
ネィブルって、知ってる?
もちろん知らないよね。
島の人でも知らない人も多いかも・・・・
ネィブルって、ノビルという野草の方言名。
ばばが子どもの頃は、畑の脇や農道などによく生えていて
母が根っこごと引き抜いては家に持ち帰り
野菜炒めや、お汁に入れていた。
だから、ばばも退職後、じじと散歩するようになり
農道脇などでノビルを見つけると嬉しくなって引き抜いては持ち帰った。
そして、根根部分はじじのビールのおつまみに、
葉っぱの柔らかい所は母がしていたように野菜炒めに入れたり、
お汁に入れたり卵焼きに入れたりしている。
ニラの代用としても使えるよ。
4,5日前の散歩で行った場所にたくさんのネィブルがあったので
姉と二人で大きい物を選び、採れるだけ採った。
あまりに熱中しすぎていたら、じじがさっさと帰ったのも気づかなかった。
このネィブル、主に食べるのはじじ。
珍味らしい。
前述したように、茎の球根部分だけをサッと茹でて酢味噌で食べる。
じじには拘りがあって、「沸騰したお湯にネィブルを入れ10数えたら上げる」と・・・
普段は、食事に関することはほとんど手伝わないじじだが
ネィブル扱いだけは手伝ってくれたよ。
じじが、まず球根部分を切り離す。
ばばが、薄皮を剥ぐ。
じじが、ヒゲ根を切り落とす。
ばばがお湯を沸かし、ネィブルを投入。
じじが10数える。
じじがゆで加減をテストする。
OKが出たらばばがザルで水を切り小皿に移す。
その後、じじは小皿に酢と味噌を入れて好みの味に仕上げる。
そして、晩酌開始。
「ネィブルが美味しい!」と更に食が進むじじ。
一回目のネィブルを完食する頃、又ネィブルを採ってきた。
今度は前回の更に数倍の量だよ。
扱うのも大変だ〜〜〜。
今回の葉っぱは見るからに固そうで使えるのは球根部分だけ。
ざっと数えても、200個以上はあるね。
大きいのがパチンコ玉くらいで、小さいのは、お米三粒位の大きさ。
これの薄皮を剥いたりするのって、結構時間かかりそう!!!
じじ〜、今回も手伝って下さいな!
自然の贈り物、ネィブルも、島ではそろそろお終いの時期かな〜〜