「ペシャンコになれば分かるのよ」って・・・・・・
4月1日(金)晴
「ペシャンコになれば分かるのよ」・・・・
あるお母さんが、自分の子どもに言った言葉。
ばばが今日、知人のお宅へ行った時に聞いた話。
知人のお宅の前は、中央通りではないが結構、車の通りが激しい。
その道路を今日ばばが通ったら工事中だった。
一方から途中まで入っては行けるが、通り抜けることは出来なかった。
ばばは、広い場所に車を停め、歩いて知人のお宅へ行った。
すると、道路の真ん中で高校生の男の子二人がサッカーをしていた。
普段なら、この時間帯、ひっきりなしに車が行き交う道路で堂々と、
さも楽しそうにボールを蹴っている・・・・・・・・。
いくら工事中とは言え、その子達がサッカーをしている場所までは
車が入って行ける場所で、現に歩いているばばを一台の車が追い抜いた。
高校生二人のうち、一人は車の進入側に背を向けているので
車が入ってくるかどうか分からない。とても危険だ。
二人が蹴るボールに当たらないように、
ばばも万全の注意を払って道路の端っこを歩いて知人宅へ行った。
知人が憤慨した口調で言った。
「あの子達、全然言うこと聞かないのよ。親も親で、
危ない時は、おばちゃん、注意してねって言うんだよ」と。
ある日、車が行き交う中でサッカーボールを蹴っていて、傍に親もいたので
「あなたの子ども達、危ないよ。注意しなくちゃ」とおばちゃんが言うと
その時、親がばばの知人に言った言葉が、
冒頭の「(うちの子達)ペシャンコになれば分かるのよ」って。
そして、さらに「おばちゃんが、道路の真ん中でボール蹴ったら危ないって怒ってるよ」って
子ども達に言ったんだって。
これが、親が子どもに対して言う言葉?
第一「ペシャンコになれば・・・」って車に轢かれたら・・と言うことでしょ。
ペシャンコになるまで車に轢かれたら、死んじゃうよ。
死んじゃったら、事の善し悪しなんて分かるはずないじゃない!。
ばば、そのお母さんに猛烈に腹が立った。
自分の子ども・・・
何より大切な宝物でしょ。
それに、他人が怒るから道路でボール蹴ったらいけないの?
お母さんがそんな考えだから、
高校生になっても車道の真ん中でサッカーする子になるのよ!
知人は、更に怒りをぶちまけるようにばばに言った。
「あの子達が小さい頃は、よく、うちの子と一緒におやつなど上げたのよ。
でも、ありがとうっていう言葉を一度も言ったことがないの。
だから、しぜんと、あの子達には関わらなくなったのよ」と・・・・・
人間って、言葉ひとつで、とても嬉しくなるし、優しくもなれるよね。。。。
子どもを「躾る」ということ、「言葉の大切さ」を改めて感じたばばだった。
ばばは、もう、躾る子どもはいないけれど、
じじとふたり、周囲に迷惑をかけないよう、感謝の気持ちを忘れず
他人様に嫌な思いをさせないような生き方をしていかなければいけないなぁと思う。