子猫とかけっこ

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1月21日(金)雨
昼、テレビを観ているとキャスターが「声を荒らげる」と言ったのが
妙に耳に引っ掛かってしまった。
ばばは、てっきり「声をあらげる」と言うのが正しいと信じ切っていた。
しかし、調べてみると、もともとは「あららげる」が正しかった様なことが書いてあり
「荒げる」は「荒らげる」の誤用と書いてあるのもあった。
この年になって初めて分かった。
うぅ〜ん、日本語って本当に難しいね。
間違いだと思っていても、時代の変遷と共に使う人が多くなれば、
その言葉は認められるってこともあるしね。

話は変わって、数日前、ばばは用事があって出かけた。
・・って、毎日出かけない日はないけどね。
1年でばばはほぼ同じコースを360日以上は歩いている。
歩かないのは、よっぽど体調が悪い時だけ。
同じようなコースでもいろいろな人や植物や動物と出会うんだけど、
昨夕は、小さくて可愛い子猫と会った。
ばばの家周辺には最近又、野良ネコが増えてて、彼らは結構逞しく
ばばがすぐ近くまで近づいても逃げようともしないの。
だから、ばばも頭に来て、わざと体が触れあうくらいの距離まで近づいていくんだけど・・・・
そしたら、ほぼ100%の野良猫は逃げるのね。
そして、必ずトッコトッコと数メートル歩いてからばばの方を振り返り
「ンミャァウ〜〜」っていうような甘えた鳴き方をするの。
これにも何故か腹の立つばばなんだけど・・・・・・
昨夕会った子猫は、小さくて、やっと歩けるようになったくらいのネコだったの。
何処にいたかと言うと、ある雑貨屋さんの自動ドアの前。
飼い主の買い物が済むまでドアの前で待っているのかな?とも最初思ったけど
また、本当は野良猫でお店に入ろうとしたんだけど
体重が軽すぎてドアが開かなかったのかな?とも思った。
そこで好奇心旺盛のばばは子猫に近づいて行った。
そしたら、やはり定番の「ンミャゥ〜〜〜」って可愛く鳴いたよ。
この時点でハッキリ子猫が野良猫だと分かった。
首輪していなかったから。
それにしても小さくて可愛いな。。。。毛の色は淡いベージュ色。
ばばは、野良の子猫だと見極めたので、さっさと帰ろうと歩き出した。
すると・・・何と!子猫がばばの後ろからトコトコ付いて来るではないか!
吃驚したな〜〜もう。
いくら可愛くても、ばばは動物を飼うことはできないの。
「何も仙人じじ」の世話で精一杯なんだからね・・・・というのは大袈裟だけど
動物を飼ったら外出や旅行もままならないし・・・・・
で、子猫は?というと、ずぅっと付いてくるの。焦ってしまったばば。
思わず100メートル走の選手になったつもりで走り出したよ。
猛ダッシュでね。
自分では、日本記録も出せそうなくらいの気持ちで後ろも振り向かず走りに走った。
そして、曲がり角に来て、後ろを振り向くと、良かった〜〜子猫は付いてきていなかった。
もしも、子猫がもっと速く走れたら、きっとばばを追い抜いてばばの前を走って
ばばを家まで案内したのかな?
ってなことないよね。

あの子猫と遭遇したらどうしよう?
そして又、後を付いてこられたらどうしよう?
ばばを憶えているかなぁ?

ばばは、今夕も又、定刻に同じコースを歩く。


 

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