子猫・里芋の煮付け

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9月28日(火)晴

4時頃台所に立っていると「ンミャァゥ〜〜」という声が何回も

両親宅の方から聞こえてきた。

(珍しい生き物でも来たのかな?なら、写真を写さなきゃ〜〜)と

急いで裏口のベランダの方へ出た。

両親宅の庭を覗くと・・・・・・・・・・・・・

何のことはない、小さな白い子猫が片足を花壇の縁にかけ

「ンミャァゥ〜〜ンミャァゥ〜〜」と、甘ったれたような鳴き方をしていた。

子猫といえども、ばばは一寸敵愾心を持っていてあまり好きではない。

「なんじゃい、この甘ったれた鳴き声は!」と苛つきながら

じぃっと子猫の方を見ていた。

何となく花壇が掘り返されているような気がしないでもない。

子猫もばばに負けじとばかりにばばの方をじぃっと見ている。

静かなにらみ合いはいつまでも続きそうだった。

ばばは、どんと片足を踏みならしてみた。

それでも子猫は知らんぷり。

こうなれば・・・と、ばばはコンクリートの上で地団駄踏むが如く動いて

何とか子猫を門から外へ追い出したいと思ったが、敵も然る物。

ばばの動きを楽しむかのように瞬きもせずばばの方を見ている。

何だか子猫に踊らされているようでばからしくなったばば、

階段を数段下りれば子猫は逃げるかと、階段を下りてみた。

一段、二段、三段・・・・・・・・・・・・・・・動く気配はない。

それならばと、更にばばは下り続けた。

十段、十一段・・・・・まだまだ動きそうにない。

それならばと、ばばは一番下まで駆け下り、ネコの方を見たらまだ動かない。

(よぅ〜〜し)と、ネコの方へ全力ダッシュしたつもりだった・・・・が

ネコまで4,5歩のところで子猫は、やおら立ち上がり悠々と門を出て行く気配。

それも、ばばの方を振り返り、振り返り、未練ありげにか?それとも馬鹿にしたようにか?

トッコトッコと駆けていく。

んも〜〜〜う、何故か腹立つ〜〜〜。

腹が立つので、門まで追いかけていった。

ネコはお隣の塀のところでもう一回立ち止まり、ばばの方を見て「ンミャァゥ〜〜」と一声鳴いた。

何だか悔しくて、腹立つなぁ〜〜〜。

ばばも、門から出て更にネコの後を追おうとも思ったが

元ホテルのあった場所と畑の隙間にネコは潜り込んでいってしまった。

それにしても、何故、ネコって後ろ振り返り振り返り歩いたり、走ったりするのだろう?

ばばはいつも疑問に思う。

ばばは別に犬やネコが憎たらしいわけでもないけれど、

何故か見ると怖いような苛立たしいような気になる。

小さい頃、追いかけられたりしたことがトラウマになっているのかも知れない。

本当に動物好きな人を動物は敏感に見抜くという。

ばばは、犬には吠えられるし、ネコは飛びかかろうとされるし・・・・・・

「このばあさんは、もしかしたら敵だな」と動物は敏感に悟って威嚇するのかも知れない。

そんなことを考えなが階段を上がって雑事を住ませパソコンに向かっていると、

「こんばんは〜〜」と声が聞こえた。

玄関に出ると、お隣のNちゃんが「里芋の煮付け」の入ったお皿を持って立っていた。

ついさっき、ほりたての里芋をいただいたばかりだったのに・・・・

それから1時間と経っていないのに・・・・・・・・

Nちゃんは短時間で美味しい煮物を作ってあった。

「薄味で・・」と言うNちゃん。

薄味大歓迎!ばばは、いつも濃いめの味付けをするので自分でも反省しているのだ。

早速いただいてみた。

「美味しいっ!!!」

まるで高級和食屋さんの味だ。

絶対作り方を教わらなくちゃ・・・・・・

ということで、早速Nちゃんのお宅へ。

里芋を3回茹でこぼし、その後、ほんだしの素と薄口醤油・

ほんの少量のみりんとお砂糖も入れたそうだ。

いただいた里芋で、ばばも真似て作ってみよう・・・

帰りしなにNちゃんはパパイヤの漬け物と、たくさんのショウガを下さった。

ありがとう、ありがとう、ありがとう。。。。

ショウガでは、早速、漬け物や佃煮を作ろうと思っている。

・・・と言っても、青いパパイヤが手に入れば良いんだけど・・・・

パパイヤとショウガを合わせて作る佃煮って、美味しいんだよ〜〜〜。

 

あっ、大事なこと忘れてた!

今日はじじの誕生日だよ〜〜〜。

じじ〜〜誕生日おめでとう!!!

ところで、じじ何歳になったんだっけ??

 

 

 

 

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