孫は来て良し、帰って良し????

☆☆☆ ↑ 上のテーマ(題名)をクリックしてテーマのすべてを表示させてからご覧下さい。

8月27日(金)雨時々曇

ばばの長い夏休みは終わった。

孫と過ごした18日間。

慌ただしかったけど、楽しい日々だった。

休み中にあった色々なことを後日書く機会もあるかなぁ・・・・・・・

8歳と4歳の孫達。

8歳の孫が生後4ヶ月の頃、じじは大病を患い約半年長女宅に同居し治療に専念した。

じじの人生で一番辛かったであろう、この時期

じじは初孫と日々過ごすことで病気の恐怖や痛みを和らげてもらえていたに違いない。

だから、じじもこの孫が大好き!孫もじじが大好き!

島滞在中、孫は毎日じじとばばと一緒に寝た。

本当はじじのベッドに潜り込みたかっただろうが、

ベッドは狭くてとてもふたり一緒には眠れない。

だから、孫はじじのベッド脇に敷いたばばの布団で何時も寝た。

この孫、夜にめっぽう強く12時でも1時でも目は爛々と輝き

じじとばばに色々な話をねだる。

じじとばばは自分の記憶にある限りの昔話などを思い出しては語る。

夜中にもかかわらず大声で笑い、たまに身をすくめながら

「他にはないの?」「もっと話して」とせがむ。

ケンムン話やクビッキリワンクヮ(首の切れた子豚)の話など

興味を持って聞いている。

・・・・・・・こうして、毎晩毎晩じじとばばと孫の3人は夜更かしを続けた。

昨日、孫達は帰ったが帰る前の晩も3人で寝ていると

じじはいつの間にか寝入ってしまったので、ばばと孫だけが起きておしゃべりをしていたら

急に孫が「じじ〜、逆流するよ」と言って寝ているじじの体を引っ張って向きを変えてくれた。

じじは7年前の手術後、上半身を上げて眠らないと逆流という現象が起きてとても苦しむのだ。

そんなじじが変な体勢で寝ていたり、上半身がずり下がっていると

孫は起き上がってはじじに声をかけたり、じじの体を引っ張ったりしてくれるのだ。

ばばはこの時まで気付かなかった・・・・・・・・

孫はただ大好きなじじの側に寝たいが為にじじとばばの寝室で寝るのだと思い込んでいたが

大好きなじじが苦しい思いをしないように自分が見守りたいという気持ちあっての行動だったのだ。

帰る前日になって孫のこの健気な行動に気付いたばば。

ばばは思わず、目頭が熱くなった。

その後孫が「ばばのマッサージ気持ちが良い」と言うので

孫の足をマッサージすることに。

去年は寝る前にばばが孫の足をマッサージしているといつの間にかスヤスヤ寝ていたおだ。

孫の健気な行動を目の当たりにした直後だったばばは

真心込めて孫の足のマッサージをした。

初めはくるぶしの下辺り、次にふくらはぎ、最後は足裏・・・・・

いつまで経っても「もう良いよ、ばば」の声はない。

時計は1時前になり、明朝6時には起きて孫達を送らなければならないばば。。。。。

どのくらい経っただろうか?

孫がスヤスヤ寝息を立て始めた。

昼間母親から叱られたり、4歳下の弟と喧嘩をしたり

何回もバトルを繰り広げながらも夜になると機先を制してばば達より先に

布団に潜り込んで待っていた孫シュン。

昨日搭乗前に「ヨッシってしないでね」って言って搭乗口へ向かった。

最初呆気にとられたが「孫達が帰ったぞ〜。ヨッシ」と

ガッツポーズを取らないでねっていう意味だったのかな?

「孫は来て良し、帰って良し」と言うけれど

孫達の帰った後の後始末をしながら泣き笑いの18日間を思い出し

ちょっぴり感傷に浸っているばばだ。

投稿者プロフィール

ばば
ばば
最新の投稿