女性なのに女装って?
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6月15日(火)雨
もう、数週間前のことだ。
その日は夕方になっても雨風が強かったが、
傘を差し歩いて父と会うために病院へ行った。
すると、久しぶりに同じ病室のSさんと会った。
Sさんは所用のため1週間鹿児島へ行っていて帰って来たばかりだと言う。
息子さんが7年ほど入院されていて毎日病院へ通われているのだ。
もう、7時前になっていたのでSさんは
「○○、ごめんね。もう帰るね。又明日来るからね」と息子さんの耳元で言い
帰りかけたが、ばばの方に向かい
「今日は女装してきたのでスースーして寒い」と言った。
女装?Sさんはれっきとした女性なのに・・・と思ってその姿をよく見ると
素敵なスカートを着ていた。
Sさんも何時もお仕事をしておられるので、病室で会う時はスラックスが定番だった。
「今日は、雨風が強いので裾が濡れると気持ち悪いのでスカートを着てきたら
何だか変な気持ち」って。
ばばは、ジャージにTシャツにウインドブレーカー。
歩いているうちに、ジャージも靴もびしょびしょで気持ち悪いったらありゃしない。
歩きながら(何で車でこなかったんだ・・・)と後悔していたんだ。
ばばがスカートを着なくなって久しい。
1日中家の中でも立ったり座ったり動き回るし、庭先へ出てしゃがんだりもするので
家の中では短パンかスラックス。
散歩時はジャージかスラックスで、買い物も父との面会も
散歩帰りにそのまま行く。
だから、スカートを着ることはほとんどない。
仕事をしていた頃は出張とかもあるし、スカートも普通の丈の物、
ロング丈・ミディ丈・無地・柄物といろいろ揃えた。
でも、仕事中は踏み台に乗って高い所に作品を貼ったり外したり
高い窓を拭いたりもするし、何時どんなときもさっと動けるようにと、
職場に着いたらすぐジャージかスラックスに着替えるので
スカートを着ることはほとんどなかった。
だから、スカートは「タンスの番」をすることが多く所謂「タンスの肥やし」に。
スカートの丈も時代と共に変わるねぇ〜〜。
ばばが社会人になってすぐの頃は膝上15〜20センチのミニスカート時代。
ばばもその時代はミニスカートを着てたけど、今にして思えば恥ずかしい〜〜。
よくぞ、短足大根足で膝上のスカートなんか・・・・若いって怖い〜〜〜あぁ〜〜恥ずかしい。
反対にロングスカートが流行り、ばばが初めて着たのは20年前。
最初、ロングスカートを着て出勤してきた同僚を見た時は
「まるで、部屋着か寝間着のよう・・」と思いなかなか着る勇気はなかった。
しかし、他の同僚がロングを着ているのに、ばばだけ普通丈のスカートっていうのも・・・・
思い悩んだ末、ある日思い切って黒のロングスカートを着て出勤したが
何だか落ち着かない。
その上、ロングスカートは動く時に不便なことも多かった。
だから宴会の時とか、家庭訪問の時、冬の寒い時とか、たまにしか着なかった。
今、着ないと、年を重ねるごとにスカートを着る機会は少なくなるかも知れないと思うけれど
なかなか・・・・・ね。
家の中でロングスカート着て優雅に過ごすなんて夢の又夢。
ばばは、動きやすい服が一番好き!
今日もTシャツに七分丈のジャージで元気に走り回っています。
※いつ頃からだろう?「スラックス」のことを「パンツ」と言うようになったのは?
ばばは、どうしても「パンツ」と言えば下着というイメージしかなく、
「ズボン」「スラックス」と言ってしまう。
「古い人間」なんです・・・・