あまりに突然の・・・・
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3月12日(金)晴れ
今日は最近で一番天気が良かった。
用事で空港まで行き、帰りには実家により庭の手入れをしたり
まだ木に残っていた「タジバナ」「温習ミカン」2種類のミカンを採ったりしてきた。
小さい頃は「木登り名人」だったばばも、今はなかなか木に登る機会はなく
ミカンを採るのも長い棒で突いて落としたり
ビールケースに乗って刈り込み挟みで切り取ったり。
それでも、けっこうな量のミカンが採れた。
母へ一番のお土産だ。
帰りがけにはお墓に寄った。
明日は、ばばが大好きだった父の18回目の命日なので。
ついでに、いつも行く4カ所のお墓を回って帰ってきた。
朝10時過ぎに家を出て、帰り着いたのは4時過ぎ。
家に上がる前に、両親宅の家庭菜園があまりに草が茂っていたので
母には内緒で、姉と二人草抜きをした。
草を抜いていると、お隣の葬儀屋さんがスーツ姿で通りかかったので
「どこかお弔いが出たのですか?」と聞くと
「散髪屋のおじちゃんが・・・」と。
え〜〜〜っ、まさか!!!!とても信じられない訃報だった。
だって、昨日、じじはお世話になったばかりだよ。
たまたま、おじちゃんはちょっと具合が悪くて
おばちゃんがじじの髪を整えてくれたらしいが・・・・
次は、おじちゃんが散髪してあげると約束してくれたというのに・・・・・
お隣ご近所なのに全然知らなかった。
実家からの帰りに、お宅の前を通って帰ってきたのに・・・・
たまたま草抜きをしていて葬儀屋さんと会ったから分かったものの
そうでなければ、明日まで分からず不義理をするところだった。
おじちゃんはとても温厚な方で丁寧なお仕事をされる方だった。
特に、じじの散髪は2時間くらいかけて綺麗に整えてくれていた。
じじは散髪屋さんと言えば、このおじちゃんと言うくらい
若い頃から、ずぅっとお世話になっていたのに・・・・
おじちゃんは、今朝も普段と変わりなく
お昼過ぎにちょっと具合が悪くなり、お医者さんが駆けつけて下さり診て下さったそうだ。
それで落ち着かれたが、しばらくして、また具合が悪くなり、そのまま・・・・とのことだった。
おじちゃんご本人は勿論、ご家族にとっても全く予想しなかったことだったろう。
何てあっけないんだろう・・・
色々考えながら胸が詰まる思いだった。
夕食後、仮通夜に行ってきた。
おじちゃんは顔色こそ青白かったものの、
呼びかければすぐにも起き出しそうな、普段通りの温厚なお顔で休まれていた。
最近、お弔いがとても多い。
それだけ、ばばが年を取ったということだろう。
いつ、悲しい別れは突然にやってくるかも知れない。
そう思えば、周囲の方々や家族をもっともっと大事にし
愛情を持って接していかなけれ・・・と強く思った。
おじちゃんのご冥福をお祈り致します。