方言禁止

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1月15日(金)晴れ

朝の気温、11度。

昨日よりも寒いね。

お昼過ぎは16度、お日様も顔を覗かせて温かく、ほっこりした昼下がり。

ばばは、朝から「早く夏になればいいなあ」と言ってじじに笑われている。

そうそう、朝ご飯の時ばばが、

「どうして徳之島の人が標準語使えるようになったのかしら?」

と言うと、じじが「それは赤札のせい」と即答。

赤札とは・・・

もう何回もこのブログにも書いているが「方言禁止令」の罰札のこと。

ばばが幼稚園に入る前まではずぅっと方言を使っていた。

入園して、少し標準語も習った・・・というよりしぜんに憶え・・・・

でも、あの当時先輩たちは(幼稚園の先生や小学校の先生)

どのようにして標準語を習ったのだろう?

ひらがなで「ね」と「こ」を習い方言の「にゃう」を

標準語では「ねこ」というんだと憶えていったのかな???

テレビはなかった。

親子ラジオというのが我が家にはあった。

新聞も雑誌もなかった。

今考えても、どのようにして方言オンリーの生活から

標準語を覚えたのか?

学校では「校則」ではなかったと思うが

「方言は使わないようにしましょう」と突然言われ

うっかり方言を使ってしまったのが教師に分かったら

「私は方言をつかいました」と書かれた札を胸の前に下げられ

下校時まで下げさせられたような気がする・・・・

と言っても、自分が下げたかどうかは定かではない。

ただ、前日まで「あじゃ」、「あま」と呼んでいた両親を

「お父さん」「お母さん」と呼びましょうと先生に言われ

変な感じで照れながら「お父さん・お母さん」と呼んだのは憶えている。

また、家でもなるべく標準語を使おうと思ったのか、

もし、方言を使っていることが先生にばれたら叱られると思ったのか

「前川」という集落へ遊びに行くのに、いまなら「まえがわ」と素直に読むのに

当時は「ムェーゴォ???」(表記できない)と方言で言っていたが

これをどのように標準語に直そうかと苦慮。

前は・・・方言ではムェー

川は・・・方言ではコォーと言うので「前川」と方言で続けると「ムェーゴォ」と直訳。

「ムェーゴォに遊びに行きましょ」と友達を誘ったのは今でも忘れられない。

そう、そう先日ある方がこんなことを話した。

その方が出張で東京へ行ってホテルのフロントで宿泊手続きをしようとしていた時

携帯のベルが・・・

電話をかけてきたのは島のお母さんから。

お母さんが方言で話しかけてきたので、その方も

方言でペラペラペーラと方言で応対。

電話が終わって、チェックインしようとしたら、フロントの方が

「モア  スローリー」と言ったそうだ。

島の方言を聴いても都会の方はきっとどこか外国の言葉だと思うに違いないと

ばばも思うんだけど・・・・・・・。

それでも、ばばは島の方言大好き!

ばばが中学生の頃は生徒指導もとても厳しかった。

中学校で毎週月曜日だったか、全校集会の折、容疑検査があった。

当時は体育館はないので校庭で集会などしていた。

全員座らせ、それから「名札を付けてない者立ちなさい」

「ハンカチを持っていない者立ちなさい」

「爪の長い者立ちなさい」と言われ、全校生徒の前で立たされた。

ある日、ばばは爪が長いのに気付き、集会の前に必死に爪を歯で噛んだのを憶えている。

当時は教室に爪切りなどの備品はなかったし・・・・・

 

方言使用禁止や厳しかった容疑検査のことなど何十年経っても忘れることが出来ない。

じじとばばは、なるべく方言を使おうと思っているけれど

話そうとして、忘れてしまっている方言の多いことにビックリしてしまうことがよくある。

今は80歳、90歳代の方々でも生粋の方言だけをつかって生活している方はおられるだろうか?

ばばは、実家集落の先輩や同級生と方言で話すとホッとする。

今、ばばが拘っているのが「フー」のつく方言の言葉。

なぜ、「フー」に拘っているか?は、また後日。